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オーバーライド・ボール/スリーブを移動させる方法
オーバーライドの長さは個々のライダーの好みによって調節できます。
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オーバーライド・スリーブにあるネジを緩めます。
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希望の位置までスリーブをスライドさせます。
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ネジを絞めます。ネジは強く絞め過ぎないでください。
注意:オーバーライド・システムはデパワーのために35cmにセットして販売されています。これはバーをスピ
ンさせることとデパワーする性能の両方を兼ね備えた位置です。デパワーの長さを35cm未満にする場合は自己
の責任において行ってください。
オーバーライド・コントロールシステムを使ったリランチ
デパワーする性能が高いカイトは同時にすばやくリランチできる性能も備えています。カイトのリーディングエ
ッジが水面に落ちてしまった場合、以下のステップを行うことによってサイド・リランチの位置にカイトが自動
的に移動します。
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リア(後ろ)リーダーラインはリランチ用ラインの役割もします。
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リアリーダーラインを持ち、ライダーの身体方向にラインを引きます。ウイングチップを水面から浮かせるた
めには数メートルラインを引く必要があります。注意:手にリーダーラインを巻き付けたり、身体にライン
が絡まないようにしてください。
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身体の前にあるボードに足を乗せておくと、ライダーが前に進む動きが緩和されます。
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一方のウイングチップが浮くようにカイトが動きます。
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カイトが横向きになると、カイトはエッジオブウインドゥに移動し始めます。カイトがリランチ状態になるま
で一度握った方のリーダーラインを握り続けます。この動作はカイトの移動をサポートすることになります。
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カイトのリランチの準備が完了したらリーダーラインを離し、ゆっくりと操作してカイトを上空へ上げてバー
を水平に持ちます。
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ライディングできるようになったら、オーバーライド・ボールを再びセットしてください。
クロスボウを使ったセルフレスキュー
クロスボウ・デパワーはライダーに最大のデパワー性能と安全を供給するシステムです。しかし万が一に備えて
カイトを畳むセルフレスキューの知識を持ちましょう。
スライディングリーダーにある“グラブボール”をこういったケースのために装備しています。ライダーの希望
に応じてリーシュを取り付けることも可能です。リーシュをつける場合は、“スピニング・リーシュ”を用いる
ことをお勧めします。
カイトを畳むのは以下の状態のときです:
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CAS上の赤いボールを握ります。
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コントロールバーを離します。
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セルフレスキューの手順にとりかかります。
コントロールシステム - クロスボウ
オーバーライド搭載クロスボウCS
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