Watch Setting Guide
クロノグラフの測定値例
針
位置
測定値
クロノ時間
4と5の間
4時間
クロノ分
3と4の間
3分
クロノ秒
12の位置
12秒
クロノ 1/10 秒*
6と7の間
6/10 秒
クロノ 1/100 秒*
1と2の間
1/100 秒
クロノ 1/1000 秒**
「04」
の位置
4/1000 秒
* 1/10 と 1/100 のクロノ針は、
ストップウォッチのスタート後30
秒間のみ動きます。
30秒後に2つの針は止まり、
計測の終わりを待ち
ます。
クロノをストップしたときに、
経過時間を示します。
** 1/1000 のクロノ針は、
ストップウォッチで計測中は動かず、クロ
ノをストップしたときに、
経過時間を示します。
上記の例の針の位置では、
クロノの正確な計測タイムは、
4時間3分12.614 秒です。
E) 必要に応じて、
クロノ針の位置の修正をする
クロノ針がゼロのスタート位置に止まっていない場合には、
(
「000」
の目盛りでスタートする1/1000 のレトログラード針を除き、すべて
の針は12時がスタート位置です)
、
まず以下を行ってください。
1. リューズを①位置まで引き出します。
ボタン
「A」
を押し続け、
1/10
クロノ針と 1/100 クロノ針をゼロ、
12時のスタート位置に修正しま
す。
針が動き始めるまでに約3秒かかります。
注記:これらの針は不変的に同期されており、
1/100秒針の1回転は
1/10秒針の10分の1の回転と等しくなっています。
2. リューズを②位置まで引き出します。
ボタン
「A」
を押し続け
、
1/1000 の逆戻り針が
「000」
のスタート位置に来るように修正しま
す。
上記同様、
針が動き始めるまでに約3秒かかります。
3. リューズを②位置のままで、
ボタン
「B」
を押し続け、
クロノ秒針を
ゼロ、
12時のスタート位置に修正します。
針が動き始めるまでに約3
秒かかります。
4. リューズを通常の位置に戻します。
5. 必要な修正が終わったら、
クロノグラフ操作の項目
「C」
に戻ります
。
下記操作説明をお読みの際は前述の図をご参照ください。
A) 時刻を合わせる
1. リューズを②位置まで引き出します。
2. リューズを時計回りに回し、
時針と分針を合わせます。
3. 日付は真夜中頃に変わりますので、
針がA.M. かP.M. のいずれか
正しい方に合っているか、
確認してください。
4. リューズを通常の位置に戻します。
B) 日付を合わせる
1. リューズを①位置まで引き出します。
2. リューズを時計回りに回すことにより、
日付を迅速に修正できま
す。
午後9時から午前3時の間にこの機能を使わないでください。
日付
変更のメカニズムが連動しているため、
日付の修正が正確にできませ
ん。
3. リューズを通常の位置に戻します。
C) クロノグラフ
(クロノ)
を操作する
1. モードボタン「C」を押し、
時計のモードをクロノグラフ・ストップ
ウォッチに切り替えます。
長い秒針が12時のスタート位置に向かっ
てゆっくり動きます。
通常の時計で秒針が滑らかに動くのとは違い、
クロノ作動中の際には、
この針は1秒単位で動きます。
2. 他のクロノの針が、
正しいゼロのスタート位置にあることを確認
します。
正しい位置にない場合には、
直ちに下記の項目
「E」
へ進み、
針を正しい
位置に修正してから、
この説明まで戻ってください。
正しい位置にあ
る場合は、
クロノグラフを以下のように利用できます。
3. ボタン
「A」
を押し、
クロノグラフ・ストップウォッチをスタートし
ます。
もう一度押すと、クロノグラフがストップします。
最大12時間
まで計測できます。
4. クロノグラフのスタートとストップを繰り返す事により、
計測時
間を「追加」できます。
5. ストップウォッチの使用が終わったら、
ボタン
「B」
を押し、クロノ
グラフの針をスタート位置に戻します。
6. 通常時間モードに戻るには、
モードボタン
「C」
を押してください。
再び秒針は、
以前通り時を刻み始めます。
D) クロノグラフを読み取る
1. ボタン
「A」を押しクラノグラフ・ストップウォッチをストップした
とき、
クロノグラフの針は最終の計測時間、
分、
秒、
1/10 秒、1/100 秒
、
1/1000 秒を示します。
2. 最終計測タイムを読み取るには、
各針の「前」
にある目盛りを読み
ます。
例外はクロノ秒と 1/1000 秒で、
このふたつはそれぞれの ダイ
アルの正確な目盛りを読んでください。
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11/2012
BOOK NO. 922 PRECISIONIST CHRONO