第
4
章:
Pro Tools | SYNC HD
の使用
113
タイムコードのオフセットの補正
ProTools
アプリケーションの受信タイムコードの表
示をオフセットすることができます。
これは、タイム
コードの表示をセッションの開始時間(別の時間位置
から開始する素材など)に一致するよう調整したい場合、
または固定のフレーム数により常にオフセットになっ
ている素材(色補正がなされたビデオ・マスターなど)
を補正する場合に便利です。
Pro Tools
には、
5
つの異なる種類の[外部タイムコー
ド
オフセット]設定があります。
オフセットの種類は
以下のとおりです。
• MMC
(
MIDI
マシン・コントロール)
• 9
ピン(デッキ・コントロール)
• SYNC HD
、その他の周辺機器(
MIDI
タイムコー
ドを供給する
MIDI
インターフェースなど)を含む
同期機器
•
サンプル・オフセット
オフセット各種類に対して、それぞれ独自の値を設定
できます。または、
MMC
、
9
ピン、
SYNC
、
Satellite
をリンクしていっしょに調整することもできます。
Pro Tools
のタイムコード表示に前または後にオフ
セットするよう、それぞれ正および負のオフセット値
を入力することができます。
オフセットと
SYNC HD
のタイムコード・ディス
プレイ
SYNC HD
のフロントパネル・ディスプレイには、
Pro Tools
で適用されている[外部タイムコード
オフ
セット]設定に関わらず、実際の入力タイムコードが
常に表示されます。
外部タイムコード・ソースにオフセットを適用するには:
[セッション設定](
Session Setup
)ウィンドウの
[外部タイムコード
オフセット]
(
External Time
Code Offsets
)セクションで、オフセット・フィー
ルドに時間を入力します。
外部の
MMC
、
9
ピン、
SYNC
、
Satellite
のタイム
コード・ソースへ同じオフセットを適用するには:
[セッション設定]
(
Session Setup
)ウィンドウで、
[リンク]
(
Link
)を選択して同じオフセット値をす
べての機器へ適用します。
タイムコードを生成・再生成する
SYNC HD
は、さまざまなソースからタイム・アドレ
スを取得して、
LTC
、
VITC
、
MTC
を同時に生成で
きます。
ポジショナル・リファレンスが
LTC
、
VITC
、また
はバイフェイズのときは、これらのソースの
1
つのタ
イム・アドレスをもとに、
SYNC HD
は
LTC
、
VITC
、
MTC
を同時に生成します。
ポジショナル・リファレンスがシリアル・タイム
コードのときは、
LTC
を生成するよう
SYNC HD
を
設定できます。
読み込み
/
再生モード
このモードでは、
SYNC HD
は外部ポジショナル・
リファレンス情報(
LTC
、
VITC
タイムコード、また
はバイフェイズ
/
タコ信号)をもとにタイムコードを生
成します。
一定の条件に従って、
3
種類のタイムコード
(
LTC
、
VITC
、
MTC
)が選択したポジショナル・リファ
レンスから同時に再生成されます。
LTC
、
VITC
、
MTC
の読み込み
/
再生成の要件
LTC
外部ポジショナル・リファレンスは、
1x
の通常
の前進速度(
±8 %
)で移動している必要があります。
VITC
ポジショナル・リファレンスは、読み込み可能
な速度で前後に移動する
LTC
またはバイフェイズ
/
タコ
である必要があります。
ポジショナル・リファレンス
が
VITC
の場合は、
SYNC HD
は
VITC
を再生成しま
せん。
SYNC HD
により生成されるタイムコードは、
セッションのプルアップおよびプルダウン設定に
は従いません。
Содержание Pro Tools SYNC HD
Страница 1: ...Pro Tools SYNC HD Guide ...
Страница 62: ...Pro Tools SYNC HD Guide 56 ...
Страница 68: ...Pro Tools SYNC HD Guide 62 ...
Страница 90: ...Pro Tools SYNC HDガイド 84 ...
Страница 106: ...Pro Tools SYNC HDガイド 100 ...
Страница 128: ...Pro Tools SYNC HDガイド 122 ...
Страница 165: ......