Yamaha PX10, Service Manual

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PX10/PX8/PX5/PX3
5-14. ロータリー可変抵抗器
5-14-1. VOL-ALT positive
サービス検査では実施しません。
5-14-2. VOL-ALT negative
サービス検査では実施しません。
5-14-3. Calibration 2
内容 ばらつきが大きいクリック付きロータリー可変抵抗
器の、すべてのクリック毎の電圧を取得します。
事前準備 A/B両方のロータリー可変抵抗器を、最大位置
に設定します。
1) 実行を開始すると、A/B両方のSIGNAL LEDが点灯しま
す。
SIGNAL LEDは、
「回転許可」を意味します。
2) A/B両方のロータリー可変抵抗器を、左（反時計回り）に
１クリックだけ回します。
A/B両方のCLIP/LIMIT LEDが点灯します。
CLIP/LIMIT LEDは「電圧取得中」
「回転禁止」を意味し
ます。ロータリー可変抵抗器を回転させないでください。
3) A/B両方のSIGNAL LEDが点灯したら、この位置の電圧
取得が完了します。
次のクリック位置の電圧取得のため、2) 3)を繰り返します。
4) ロータリー可変抵抗器の位置が最小位置に到達したら終
了します。
終了は、SIGNAL LEDの消灯で確認できます。
注意事項 一度に２クリック以上回してしまった場合、こ
の時点ではエラー表示できず、最小位置に到達
したときに、SIGNAL LEDが点灯したままの状
態になります。
（5-14-4. Confi rm & Save 2でもエ
ラー感知可能です。）
一度に２クリック以上回してしまった自覚があるときは、
自主的にやり直す必要があります。
やり直す場合は、一度、[BACK]スイッチを押してキャンセル
します。
次に、最大位置に戻して、1)からやり直します。