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01V96
■内部設定を MIDI 経由で出力(バルクダンプ機能)
各種ライブラリーやシーンなどの本体内に記憶されているデータは、バルクダンプ機能を使って外部 MIDI 機器に送信で
きます。この MIDI メッセージを 01V96 に送れば、内部設定を以前の状態に戻すことも可能です。
ノート:
バルクダンプ機能を使ってコンピューターに各種データを送信するとき、場合によってはシーケンスソフト
ウェア側でデータを取りこぼしてしまうことがあります。このため、01V96 内部のデータを保存するときは、付属の
アプリケーションソフト
Studio Manager
を利用することをおすすめします。
1
DISPLAY ACCESS セクションの[DIO/SETUP]キーを繰り返し押して、DIO/SETUP 画面の MIDI/HOST ページを表示
させ、MIDI メッセージを送受信する端子やポートを選択します。
2
手順 1 で選んだ端子を使って、01V96 と外部機器との間で MIDI メッセージが送受信できるように接続を行ないます。
3
DISPLAY ACCESS セクションの[MIDI]キー→[F4]キーの順にキーを押します。
MIDI 画面の BULK ページが表示されます。
画面内の内容は次のとおりです。
q
CATEGORY フィールド
送受信するデータを選択します。
w
REQUEST ボタン
このボタンにカーソルを合わせて[ENTER]キーを押すと、外部に接続されたもう 1 台の 01V96 に対して、CATEGORY
フィールドで選択したデータを送信するように要求するメッセージが送られます。主に2 台の01V96 をカスケード接続し
たときに利用するボタンです。
e
TRANSMIT ボタン
このボタンにカーソルを合わせて[ENTER]キーを押すと、CATEGORY フィールドで選択したデータを外部 MIDI 機器
に出力します。
r
INTERVAL パラメーターボックス
バルクデータの送信間隔を 50 ミリ秒単位で設定します。外部機器側でバルクデータの取りこぼしが発生するときに、こ
のパラメーターボックスの設定値を大きくします。
4
CATEGORY フィールドの中からバルクダンプしたいデータに相当するボタンにカーソルを合わせ、
[ENTER]キーを押
します。
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