3
◊
◊
B . INPUT 2
(インプット
2
)
̶
このインプットには、
XLR
または標準
1/4"
端子を
使用できます。
XLR
の接続はバランスの入力です:
ピン
1
=グラウンド、ピン
2
=「+」、ピン
3
=「−」
標準
1/4"
の接続はアンバランスの
TS
入力です:
T
ip
チップ=「+」、
S
leeve
スリーブ=グラウンド
マイクを
XLR
入力に接続する場合は、必要に応じて
Phantom Power
(ファンタ
ム・パワー)を使用してください。このボタンは、
1/4"
の入力には影響しませ
ん。
Off
(オフ)
̶
ファンタム・パワー
OFF
On
(オン)
̶
ファンタム・パワー
ON
C . PAD/CLIP
(パッド/クリップ)
̶
PAD
は、入力感度を
-10dB
分減少させます。
それぞれのチャンネルに高出力の楽器を接続する際に、よりクリーンなレス
ポンスが得られます。信号の歪みを示す
CLIP LED
が点灯する場合に
PAD
を
選択します。
NOTE: CLIP LED
が
同時に点滅する場合は、
BASS INTENSIFIER {M}
または
MASTER VOLUME {P}
のレベルがクリップしており、これらのいずれかを下げ
る必要があることを状態を示します。
Channel 1
/
2
の
CLIP LED
が
独立して点滅
する場合はそのチャンネルの
GAIN {D}
、
EQ {G-K}
、
EFFECTS BLEND {L}
レベル
のいずれかがクリップしており、これらのいずれかを下げる必要があること
を示します。
D . GAIN
(ゲイン)
̶
各チャンネルの、プリアンプの信号レベルを調節します。
リアパネルの
GAIN
は、
EFX SEND {X}
と
LINE OUT {Y}
の出力レベルの主要なコ
ントロールとなり、必要に応じて接続先となる外部機器の入力感度の調節に
使用できます。
E . MUTE
(ミュート)
̶
TUNER OUT {W}
を除く、各チャンネルの全ての出力を
ディスエーブルします。チューニング時や、楽器の変更時などに使用できま
す。
MUTE
がアクティブになると、
LED
が点灯します。
F .
PHASE
(フェーズ/位相)
̶
各チャンネルの
INPUT
回路の位相を反転させま
す。アンプから特定の距離に位置した場合に生じる再生成型のフィードバッ
クを軽減させる用途に使用できます。フィードバックを軽減させるには、ア
ンプからの距離や立ち位置を変更する対策も有効です。
G . AURAL ENHANCER
(オーラル・エンハンサー)
̶
20
年来ほとんどの
SWR®
ア
ンプリファイアーに搭載されている機能で、ベースの基音を引き出しながら
高域のトランジエント成分をエンハンスし、基音をマスキングしてしまう
特定の周波数帯を抑えます。耳に痛くなることなくあらゆる楽器のきらび
やかな特徴を引き出して、より開放的で透明感のあるサウンドに仕立て上げ
ます。
オーラル・エンハンサーの原理
:設定によって周波数レンジとレベルが同時
に変化するコントロールと解釈できます。
最小の位置からツマミを時計回りに回していくと、ロー/ミッド/ハイそれ
ぞれが、ベースとトレブルのトーン・コントロールとは意図的に異なる特定
の周波数ポイントで強調されていきます。多くのプレイヤーが好む「
2
時」の
設定では、ローエンドの基音とクリスプなハイを両方引き出しながら、低め
のミッドの領域を若干持ち上げ、サウンドに存在感を加えます。さらに時計
回りの設定にすると、
200Hz
近辺を中心としたミッドの特定のポイントは抑え
られていきます。オーラル・エンハンサーの効果は一聴してわかるものです
が、基本のトーン・コントロールで可能な極端なブースト/カットに比べる
と、全体的な曲線は緩やかです。
H . BASS
(ベース)
̶
低域のレスポンスを、
70Hz
を中心に±
15dB
の範囲で調節
します。この帯域は、サウンドにパンチを厚みを与えます。
I . EQ IN/OUT
(
EQ
イン/アウト)
̶
各チャンネルのトーン・コントロールと
オーラル・エンハンサーを
ON/OFF
します。状態は、
LED
とフロントパネ
ルの「ブラケット」に表示されます。
J . MID RANGE
(ミッドレンジ)
̶
各チャンネルのセミ・パラメトリックのトー
ン・コントロールです。中域の周波数レンジとレベルを調整できます。外側
のツマミで指定した
400Hz
から
2.6kHz
までの周波数レンジにおいて、内側のツ
マミでその帯域に対するカットまたはブーストの量を指定します。ほとんど
の楽器ではこの帯域が最も重要で、適切な設定は環境によって異なります。
単独では音がきつく聴こえる場合でも、観客の入った空間やレコーディング
ではバランス良好、ということがあり得ます。
K . TREBLE
(トレブル)
̶
3kHz
以上の高域のレスポンスを、±
15dB
の範囲で調
節します。この帯域は、サウンドにブライトな輝きを与えます。高周波数は
原理的に指向性が高いため、アンプの配置と
TREBLE
のセッティングを行う際
には、空間のあらゆる角度からサウンドを確認することは極めて重要です。
L . EFFECTS BLEND
(エフェクト・ブレンド)
-
エフェクト・ループ(ウェット)
の信号とプリアンプ(ドライ)の信号の比率を調節することにより、エフェ
クトのレベルを調節します。
EFX RETURN {X}
端子にジャックが挿されている
場合にのみ有効です。
M . BASS INTENSIFIER
(ベース・インテンシファイアー)
̶
両チャンネルのベー
ス・インテンシファイアー回路を
ON/OFF
します。状態は
LED
に示されま
す。ベース・インテンシファイアーは、特定の低周波数のブーストとスムー
ズで高速なコンプレッションを行い、アンプ回路をオーバードライブしてし
まう副作用が生じることなくラディカルなブーストを可能とします。楽曲内
のヘビーなセクションなどにご使用いただけます。ベース・インテンシファ
イアーは、フットスイッチからも
ON/OFF
できます。
N . POWER
(電源)スイッチ
̶
電源を
ON/OFF
します。
状態は
LED
に示され
ます。
O . COMPRESSION
(コンプレッション)
̶
両チャンネルのコンプレッサーの適
用量を調節します。反時計回りに回しきった状態で、コンプレッションが施
されない状態となります。黄色の
LED
の照度が、信号のピーク・レベルが
コンプレッサーにより制圧している量を示します。
P . MASTER VOLUME
(マスター・ボリューム)
̶
外部エフェクトを含む全ての
レベル調節が完了した後に、ここでスピーカーの出力音量レベルを調節しま
す。
Q . MASTER MUTE
(マスター・ミュート)
̶
TUNER OUT {W}
を除く両チャンネ
ルの出力をディスエーブルします。チューニング時や、楽器の変更時などに
使用できます。
MASTER MUTE {Q}
がアクティブの場合、
LED
が点灯します。
マスター・ミュートは、フットスイッチからも
ON/OFF
できます。
フロントパネル
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