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概要
エラー表示と対策
本機は、電源投入またはリセットと同時に自己診断を行い、その後
の動作中にも定期的に自己診断を実行します。エラーを検出する
と、ただちにステータス表示ランプによって知らせ、
その内容をター
ミナルに出力します。また、本機がISRシステムに接続されている
場合は、エラーの内容をISRシステムのホストコンピューターに送り
ます。
また、CPU-149基板上のERROR NO.インジケーターに表示される
2 桁のエラーコードにより、簡易的に故障箇所を知ることができま
す。
ここでは、
ステータス表示ランプによって表示されるエラーと対策を
示します。
◆ ERROR NO.インジケーターに表示されるエラーコードと対策について
は、メンテナンスマニュアルをご覧ください。
ステータス表示ランプによって表示されるエラーと対策
ランプ色
状態
エラーの状態
対策
緑
点灯
正常に作動している。
―
緑
点滅
同期信号が検出できない。
リファレンスビデオ信号を入力する。
赤
点灯
CPU-149 基板とBKDS-V3290Bが装着されていて、
D5:ACTランプが点灯している基板が動作している。ACTランプが
一方に不具合が発生している。
消灯している基板に不具合が発生している。これを正常な基板に交換
するとランプが緑色に戻る。
2 台のパワーサプライユニットが装着されていて、
+ 5Vまたは−5V 電源インジケータが消えているパワーサプライユニッ
一方の電圧が低下している。
トを交換する。
赤
点滅
自己診断機能により、次のうちいずれかのエラーが
ターミナルにおける表示またはエラーインジケーターにより、故障箇所を
検出された。
調べる。
•
クロスポイントハード不良。
•
機内温度が高すぎる。
•
ファンが停止した。
•
S-BUS データリンクが断線した。
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