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S-BUS
制御システムの特長
S-BUS 制御システムでは、複数のルーティングスイッチャーとコン
トロールユニットを1本の同軸ケーブルで接続し、制御信号の通信
を行います。ひとつの S-BUS 制御システムのなかの 1 台のスイッ
チャーを1次局に設定し、
この1次局がシステム全体の制御を行い
ます。ほかのスイッチャーとコントロールユニットは 2 次局になり、1
次局の制御により信号の通信を行います。
S-BUS 制御システムには次のような特長があります。
•
75Ω同軸ケーブル1本による、LAN(Local Area Network)形式
の制御信号の通信
•
同軸ケーブル(5C-2Vケーブル使用時)を500 mまで延長可能
•
電源を切らずにシステムを動作状態のまま、S-BUSラインへの接
続、取り外しが可能
•
1次局に設定したルーティングスイッチャーは、複数のS-BUSライ
ンを制御し、最大254台(1次局を含む)
までのルーティングスイッ
チャーとコントロールユニットを制御
1)
•
1 本のS-BUSラインには、最大 128 台のルーティングスイッチャー
とコントロールユニットが接続可能
1)
•
自己診断機能によって検出されたエラーの内容を、基板上のラン
プで表示
概要
1) 本基板を1 次局にしたシステムでは、コントロールできる台数は最大 31
台です。
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構成例
ルーティングスイッチャーを1次局としたS-BUSデータリンクの構成
例を示します。
S-BUS
データリンクの構成機器
名称
使用する機器
台数
機能
1次局
セレクターBKPF-300 (M)、
1
データリンク全体
BKPF-301 (M)、BKPF-350 (M)、
の通信を制御
BKPF-351 (M)
a)
など
2次局
コントロールユニットBKS-R1607、
最大
各機器ごとの
BKS-R1608、BKS-R3205、BKS-R3206、31台
通信制御
BKS-R3209、BKS-R3210など
セレクターBKPF-300 (S)、
BKPF-301 (S)、BKPF-350 (S)、
BKPF-351 (S)
a)
など
a)
(M)
、
(S)は、基板上にあるM/Sスイッチの設定を表します。
◆ 詳しくは、インストレーションマニュアルをご覧ください。
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