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ATA Flash
カードが使用できない
ATA Flash
カードを
REX-PCICA1
のスロットに挿入したままパソコンを起動すると、最初のブルー
画面の所でパソコンがハングアップしたり、正常に起動しても
ATA Flash
カードにアクセスできな
い場合があります。また、
NT
診断プログラムで
Atdisk
ドライバから割り込みが他のデバイスと共有
されていると表示している場合があります。
WinNT
の
Atdisk
ドライバは他のデバイスと共有できない割り込み
(通常
IRQ9
)
を要求します。
BIOS
が正しく割り込みを割り当てられるようにするためには、
BIOS
設定画面を起動し(通常、パソコン
起動時に
”Del”
もしくは
”F2”
キーを押す)
”ISA/PnP configuration”
の中の
IRQ
を
”In use by ISA”
に設
定変更します。これにより、
BIOS
がこの割り込み番号を他の
PCI
デバイスに割り当ててしまう不具
合が解消されます。
WinNT
も正常に起動し、
Atdisk
ドライバも正常に開始されており、他に不具合が見つからない場合
は、
Disk Administrator
よりドライブレターの割り当てを行ってみてください。
ATA
ディスクドラ
イブにアクセスできるようになることがあります。
ATA Flash
カード以外の
PC
カードについても、
NT
診断プログラムで割り込みの競合がある場合は
上記
BIOS
設定から該当の割り込み番号を
”In use by ISA”
に設定変更することで不具合を回避するこ
とができます。
WinNT4.0