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DO115-21
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PicoScope USBオシロスコープ
クイックスタートガイド
CAT
EN 61010過電圧カテゴリ
屋内での使用のみ
分別せずに都市廃棄物として本製品
を廃棄しないでください。
警告
けがや死亡を避けるため、説明書の指示通りに本製品を使用してください。メーカーによって指定さ
れていない方法で使用した場合、本製品による保護が十分に機能しない場合があります。
2.2 最大入力定格
端末定格および製品に付いている警告すべてに従ってください。記載されている電圧は、けがや装置
の損傷を引き起こすことなく端子で使用することのできる最大値です。
以下の表および/または製品に記載のマークは、各オシロスコープモデルの最大測定範囲および過電
圧保護範囲を表しています。最大測定範囲は、本機器で正確に測定できる最大電圧のことです。過電
圧保護範囲は、本機器を破損させない最大電圧です。
警告
感電を避けるため、記載されている端末の定格外の電圧に接続したり測定したりしないでください。
最大測定範囲
過電圧保護(DC + ACピーク)
入力チャン
ネル
デジタル入力チ
ャンネル(MSO)
外部/AUX
トリガー
信号ジェ
ネレータ
PicoScope 3000Dシリーズ
±20 V
±100 V
±50 V
±100 V
±20 V
PicoScope 4000Aシリーズ
±50 V
±100 V
–
–
±10 V
PicoScope 4262
±20 V
±50 V
–
±50 V
±10 V
PicoScope 5000Dシリーズ
±20 V
±100 V
±50 V
±100 V
±20 V
PicoScope 6407
±100 mV
±2 V
–
±5 V
±5 V
警告
以下の表の電圧最大値を超える信号は、EN 61010により「危険電位」として指定されています。
EN 61010-1:2010+A1:2019の信号電圧限度
±60 V DC
30 V AC RMS
最大±42.4 V pk
警告
けがや死亡を避けるため、オシロスコープは危険電位電圧に直接接続しないでください。
感電を防ぐため、危険電位電圧が存在する可能性がある場所で本機器の作業を行う場合、必要な
安全対策をすべて取ってください。
以下のアクセサリは、最大で機器の最大測定電圧と該当する減衰比をかけた値、またはアクセサリに
記載の最大動作電圧のうちいずれか低い方の値まで、危険電位電圧に安全に接続して測定を行うこ
とができます。
•
P2036およびP2056 10:1受動ハイインピーダンスオシロスコーププローブ
•
Pico Technologyが提供する高電圧アクティブプローブすべて
危険電位電圧への接続に適したアクセサリは、その最大許容電圧とCATカテゴリ(該当する場合)がは
っきりと記載されています。
警告
感電を防ぐため、アクセサリに記載された電圧定格を超える電圧は使用しないでください。アクセサ
リのコネクタ、ケーブルまたは本体のいずれにも定格電圧が明記されていない場合、または指保護
ガードが取り外されている場合、上記のEN 61010「危険電位」範囲を超えないようにしてください。
けがまたは死亡を避けるため、オシロスコープを直接電源(主電源)に接続しないでください。主電
圧を計測する場合、主電源および高エネルギ使用向けCAT定格の差動絶縁プローブ(Picoウェブサ
イトに記載されているTA041など)を必ず使用してください。そのような測定を行うことができるの
は、資格のある技術者のみで、適切な安全性に関するトレーニングが必要になる場合があります。
けがや死亡を避けるため、多少なりとも破損しているように見える場合、本製品またはアクセサリを
使用しないでください。また、異常な動作に不安がある場合は、直ちに使用を停止してください。