Össur LSF CALF COSMESIS, Instructions For Use Manual, Page: 55 / 64

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初期調整
必要な長さに合わせる（図 2）
• ユーザーの義足システムにデバイスを合わせ、必要な長さを測定します。
• 下腿の上端とする最適な位置を確認し、テープで印を付けます。
• テープを貼った位置から少し上でデバイスをカットし、デバイスの調整
中に手で持つための部分を確保します。
ソケットに合うように切削する
• ソケットの形状に適合するよう、デバイス上部の内側面を切削します
（図 3） 。
• この部分の切削により、義肢システムの部品同士をより良く適合させる
ことができます。足関節部分を切削すると、義足足部のロック／リリー
スボタンを操作しやすくなります。
• バルブやその他の部品をすぐ操作できるよう、先端のとがった道具（錐
など）を使ってデバイスに穴をあけることができます。
• 切削後は、圧縮空気で細かいくずを取り除いてください。
カットしてサイズを調整する
• 上端となる線（テープで印を付けた箇所）でデバイスをカットし （図 4） 、
ちょうどよい長さにします。必要に応じて、ソケットの形状に合わせて
形を整えます。
デバイスを装着する
• デバイスの下端部分を折り返します
（図 5）
。
• 義足とソケットにデバイスをかぶせて、引き上げます （図 6） 。
足部を準備する
• 足部に Spectra ソックスを履かせ
（図 7a）
、サンダルトウのつま先の分
かれ目にソックスをしっかりと押し込みます。
• 靴べらを使ってフットカバーを装着します （図 7b） 。
義肢システムを組み立てる
• 義足ソケットを足部に取り付けます
（図 8）
。
• ボルトをしっかりと締めます。
• Spectra ソックスを下腿部パイロンまで引き上げ、プラスチック製スト
ラップで固定します （図 9） 。
• デバイスの下端部分の折り返しを元に戻します
（図 10）
。
デバイスをフットカバーに接着します
• 義足足部の内側のロック／リリースボタンを押して、ロックを解除しま
す。義肢システムを後方に伸ばして傾けます （図 11） 。
• デバイスとフットカバーの両方に、端部に沿って接着剤（シアノアクリ
レートまたはその同等品）を塗布します （図 12） 。
• 義肢システムを最大背屈に戻し、外側のロック／リリースボタンを押し
て足部をロックします （図 13） 。
義肢システムの組み立て
• デバイスの上端をソケットシステムに取り付けます
（図 14）
。
注意： 初期調整中、デバイスを動かすことにより、足関節部分にしわがで
きることがあります。そのような場合、 10 ～ 15 cm の距離からヒートガン
（
340°
C）で
1
～
2
分間、しわが消えるまで熱を加えることができます （図
15
） 。