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ギヤヘッドの取り外し・取り付け
ギヤヘッドを取り外し、ケーブルグランドの位置を
90°
単位で変えられます。
ギヤヘッドを交換するときも同じ手順です。
1.
モーターとギヤヘッドを組み付けてい
る六角穴付ボルト(
2
本)を外し、モー
ターをギヤヘッドから取り外します。
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2.
モーターとギヤヘッドのインローをガイドにして、ギヤヘッドをモーターに
取り付けます。
このとき、ケーブルグランドの位置を
90°
単位で変えられます。モーター
出力軸の歯切り部分がギヤヘッドの側板やギヤに当たらないよう、ギヤ
ヘッドをゆっくり左右に回しながら取り付けてください。
フランジ面の
O
リングは脱落しないような構造になっていますが、万一外
れた際は、フランジ溝部にしっかりと装着してください。
また、モーターのフランジ面とギヤヘッドのインロー端面にすき間がない
ことを確認してください。
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モーターとギヤヘッドを組み付けた後は、「コンビタイプ」と同様に取付ね
じを使用して設置してください。
重要
•
モーターとギヤヘッドを無理に組み付けないでください。また、
金属片などの異物をギヤヘッド内部に入れないでください。
モーター出力軸の歯切りやギヤに傷が付き、異常音や寿命
低下などの原因になります。
•
モーターとギヤヘッドのインローにゴミなどを付着させないでく
ださい。ギヤヘッド内部からグリースが漏れる原因になりま
す。
•
モーターとギヤヘッドを組み付けている六角穴付ボルトは、
モーターとギヤヘッドを仮に固定するためのものです。設置す
るときは、必ず付属の取付ねじ(
4
本)を使用してください。
歯切りシャフトタイプ
歯切りシャフトタイプのモーターは、ギヤヘッドを取り付けて使用します。
上図を参考にしてください。
コンデンサの取り付け(単相モーターのみ)
付属コンデンサの容量が、モーター銘板に記載
されている容量と合っているか確認してくださ
い。
M4
のねじ(付属していません)を使用して、
確実に取り付けてください。
Ø4.3 mm
重要
•
取付足の破損を防止するため、コンデンサ取付用のねじは、
1 N·m
以下で締め付けてください。
•
コンデンサはモーターから
10 cm
以上離して取り付けてくださ
い。モーターの熱で、コンデンサの寿命が短くなります。
接 続
モーターと電源接続部、コンデンサ接続部など、すべての接続部は絶縁処
理をしてください。
安全のため、ブレーカまたはヒューズを電源ラインに設置してください。
モーターは保護接地端子を使用して接地してください。
回転方向はモーター出力軸側から見た場合です。時計方向を
CW
、反時計
方向を
CCW
としています。
ギヤヘッド出力軸の回転方向
ギヤヘッドの減速比によっては、ギヤヘッド出力軸の回転方向はモーター
出力軸の回転方向と逆になります。使用するギヤヘッド出力軸の回転方向
を確認し、モーターの回転方向を決めて接続してください。
減速比
ギヤヘッド品名
∗
モーターと同方向
モーターと逆方向
3
~
18
2GN S
50
~
180
25
~
36
∗
品名中の には、ギヤヘッドの減速比を表わす数字が入ります。
端子箱への接続
ケーブル(付属していません)を接続するときは、次のような圧着端子を使用
してください。
•
適用圧着端子
端子台への接続
絶縁被覆付き丸形端子
Ø3.6 mm
એ
18 mm
એਅ
7.2 mm
એਅ
絶縁被覆付き先開端子
3.6 mm
એ
18 mm
એਅ
6.4 mm
એਅ
保護接地端子への接続
絶縁被覆付き丸形端子
Ø4.1 mm
એ
4.5 mm
એਅ
9 mm
એਅ
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•
端子箱内部
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M4
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M3.5
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