42
AIT
データカートリッジについて
使用禁止基準
以下の項目に該当する場合は、新しい
AIT
データカートリッジに取り替える必要がありま
す。
● 落下させるなど強い衝撃を与え、
AIT
データカートリッジが損傷を受けた場合。
● 清涼飲料、コーヒー、紅茶など液体、溶剤や金属粉、たばこの灰などで記録面が汚
れている場合。
重要
この状態で
AIT
データカートリッジを装置に挿入するとヘッドや装置を損傷したり、
汚したりすることになり、装置の故障の原因となります。また、ヘッドの汚れやキ
ズに気づかず、新しい
AIT
データカートリッジを装置に挿入すると、
AIT
データカー
トリッジを汚したり、傷つけたりして被害を広げることになります。
寿命
AIT
テープの寿命は、温度・湿度、ヘッドクリーニング回数などによって左右されます。
毎日
1
回使用した場合、使用開始より
1
年後に交換することをお勧めします。また、
1
年未
満でもエラーが頻繁に発生する場合は、その前に交換をお願いします。
AIT
データカートリッジの寿命管理として下記の手順を実施していただくことをお勧めし
ます。
● 新しい
AIT
データカートリッジに管理番号を割り当て、その番号を
AIT
データカー
トリッジのラベルに記入しておきます。
●
AIT
データカートリッジ管理台帳を作り、使用日を記録し、
AIT
データカートリッ
ジの使用年数と使用回数を見積もります。
● 定期的に
AIT
データカートリッジの管理台帳と標識ラベルを調べ、長く使用されて
いたり、書き込み、読み取りエラーが発生するなど信頼性が低い
AIT
データカート
リッジを廃棄します。
また、テープ磁性層は、化学物質で構成されており、時間経過と共に劣化します。
この劣化によるテープ寿命は、テープ保管の環境(温度・湿度)により大きく異なります
が、カートリッジを使用していない場合でもテープを購入してから約
3
年を目安に交換し
てください。