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3.
メンテナンス
3-1.LED
表示
ブラケット上の LED 表示で本製品の状態を確認することが出来ます。
Green
Yellow
Amber
状態
備考
消灯
消灯
消灯
電源オフ。
消灯
消灯
点灯
電源オン、異常を検出、また
はドライバーがロードされて
いない。(デバイスがアタッ
チされていない。
)
fio-status コマンドを使用し
て状態を確認、またはドライ
バーをロードしてください。
(デバイスをアタッチしてく
ださい。
)
点灯
消灯
消灯
電源オン、ドライバーがロー
ドされている。(デバイスが
アタッチされていない場合が
あります。
)
デバイスがアタッチされてい
ない場合はアタッチしてくだ
さい。
点灯
点滅
消灯
書込中。
(点滅割合は書込状態
による。
)
読込状態と合せて表示される
ことがあります。
点滅
消灯
消灯
読込中。(点滅割合は読込状
態による。
)
書込状態と合せて表示される
ことがあります。
3-2.
正常性指標
本製品は事前に定義された閾値を使用してデバイスの正常性を管理します。正常性の指標は 100
から 0 までカウントダウンされ、その値が一定の閾値を下回ると、各種の対応が取られます。
10%の閾値では、警告イベントが発生します。
0%の閾値にでは、デバイスは正常ではないと判断され、書き込み制限モード(write-reduced
mode)に移行します。このモードに移行することによりデバイスの寿命が少し延びるためデータを
安全に移行することができます。この状態では書き込み性能が低下しますが正常に動作します。
0%の閾値に達した後は、デバイスは読み取り専用モード(read-only mode)に移行します。このモ
ードではデバイスへの書き込みを行うとエラーとなります。一部のファイルシステムでは読み取り
専用のブロックデバイスをマウントするためには、読み取り専用でマウントする以外に、特別なマ
ウントオプションが必要な場合があります。
読み取り専用モードに移行した後にデバイスを使用し続けると、デバイスに障害が発生する可能性
が高くなるため、速やかにデータをデバイスから移行してください。
本製品が障害モード(failure mode)となった場合、デバイスはオフライン状態となりアクセス出来
なくなります。デバイスの内部故障、デバイスの消耗、不適切なファームウェアのアップグレード
などにより、このモードに移行する可能性があります。