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NI PXI-5660
スタートアップガイド
1.
セミリジッド同軸ケーブル(短)を使用して、
NI 5600 RF
ダウンコンバータのフロン
トパネル上の
OUTPUT
コネクタを
NI 5620 IF
デジタイザのフロントパネル上の
INPUT
コネクタに接続します。
メモ
に示すように折り曲がった部分が上向きになるよ
うに取り付けてください。
2.
セミリジッド同軸ケーブル(長)を使用して、
NI 5600
のフロントパネル上の
2
つの
10 MHz OUT
コネクタのうちの下側を
NI 5620
のフロントパネル上の
REF CLK IN
コネ
クタに接続します。
メモ
NI 5600
のオンボード周波数リファレンスは、
RF
ダウンコンバータモジュールが
PXI
スロット
2
に取り付けられている場合にのみ
PXI
バックプレーンクロックを駆動でき
ます。
NI 5600
が
PXI
スロット
2
に取り付けられていると、高確度、高安定性のオン
ボード恒温水晶発振器(
OCXO
)に
PXI
バックプレーンクロックをロックするように
NI 5600
を構成できます。また、
NI 5600
を外部周波数基準クロック信号に対してロック
し、この基準をバックプレーンへ駆動することもできます。外部周波数基準を使用する
には、この信号を
NI 5600
モジュールフロントパネル上の
FREQ REF IN
コネクタに接続
する必要があります。
3.
(オプション)
セミフレキシブル同軸ケーブルを使用して、
NI 5600
のフロントパネル上
の双方向
PXI 10 MHz I/O
コネクタを
NI 5600
のフロントパネル上の上側の
10 MHz
OUT
コネクタに接続します。
注意
SMA
コネクタが適正なトルクで締められていないと、信号の信頼性、位相ロック
ループ(
PLL
)のパフォーマンスが低下し、および挿入損失が起こります。すべての
SMA
コネクタを
1 N
・
m
の適正トルクで確実に締められるように、
SMA
用トルクレン
チを使用してください。
4.
図
に示すように、
SMA
用トルクレンチ(別途ご用意ください)を使用して、注意し
ながらすべての
SMA
コネクタを
1 N
・
m
のトルクで締めます。レンチがカチッと音が
すると適正なトルクです。
5. PXI
シャーシおよびコントローラシステムの電源プラグを差し込み、電源を投入しま
す。
6. NI 5600 RF
ダウンコンバータモジュールの
POWER LED
が点灯していることを確認し
ます。
LED
ださい。
これで、
NI 5660 RF
ベクトル信号アナライザの取り付けが完了しました。
冷却について
PXI
デバイスの取り付け時は、キットに付属の『強制空冷の維持について』のガイドライン
に従い、デバイスを効率的に冷却してください。
注意
空気の循環が不十分だと、シャーシ内部の温度が
RF
ベクトル信号アナライザ
ハードウェアモジュールの最適な動作温度以上に上昇して、過熱遮断、製品寿命の短縮、
または不適切な動作の原因となる可能性があります。