MAGNAT QUANTUM 1000 のバイ・ワイヤリングとバイ・アンピング
バイ・ワイヤリング(2配線)とは、高域・低域周波数が独立してわかれている配線を通して、伝送されることで
す。バイ・アンピング法(2増幅)では、2つ目の配線とは別に、当然のことながら2つ目の末端アンプも追加して
必要となります。主にバイ・アンピング法では、再生性能を高めることが可能です。
各Quantum 1000スピーカーは、特殊な接続端子によって、従来の配線・増幅方法に加え、 バイ・ワイヤリングや
バイ・アンピングも行えるようにつくられています。 4つのねじ込み接続は、 すぐ見分けがつくようになっ
ています。上部の2つは高音用スピーカーに、下部の2つは低音用スピーカーに、繋ぎます。プラス端子および
マイナス端子は出荷時にケーブルで橋絡されていますので、バイワイヤリング接続およびバイアンプ接続の場合
にはこれらを取り除いてください。スピーカーの正しい接続方法については、図3a(従来の方法)、図3b(バイ
・ワイヤリング)、図3c(バイ・アンピング法)をご覧ください。
お手入れ
塗装面の掃除には、刺激の弱い家庭用洗剤のご使用をお勧めします。家具用艶出しクリーナー等はご使用になら
ないで下さい。
修理を必要としないためのアドバイス
MAGNATのスピーカーはすべて、トーンコントロールが中央のポジションに設定されている時、つまりアンプのリ
ニア再生状態の場合には、最良の音質が出るように調整されています。トーンコントロールのつまみを大きく回
すと、低音および/または高温にかかるエネルギーが増加して、ボリュームが高い場合にはスピーカーが損傷す
ることがあります。
ボックスの使用負荷よりもずっと高い出力パワーが出せるアンプをお持ちの場合は、音量を無理に上げると、非
常にまれではありますが、スピーカーが損傷する場合があります。
しかし、出力パワーがもっと弱いアンプの場合ですと、強力なアンプよりもずっと早くボリュームが上がるので
、中程度の音量でもボックスを損傷する恐れがあります。このようなボリュームの上げ過ぎは明らかに測定可能
で耳に聞き取れるひずみを起こし、スピーカーにとって致命的です。
したがって、ボリュームを調整の場合にはひずみにはくれぐれもご注意ください。そして、ひずみが出た場合に
はただちにボリュームを下げてください。大きい音量を好まれる方は、アンプが、少なくともボックスが堪えら
れるだけの出力パワーに抑えるよう、ご注意ください。
一般には…
アンプ、チューナー、およびCDプレイヤーは、低価格の製品に限らず、耳には聞こえないような、高周波の振
動を再生することがあります。お持ちの高音用スピーカーが低い、または中程度のボリュームで音が出なくなる
ことがございましたら、専門の技術者に点検してもらってください。
技術仕様
Quantum 1009
Quantum 1005
機器構成:
3ウェイ, バスリフレックス
2ウェイ, バスリフレックス
負荷電力:
320 / 600
W
200 / 350 W
インピーダンス:
4 – 8 Ohm
4 – 8 Ohm
周波数範囲:
18 – 75 000 Hz 21
– 75 000 Hz
推奨アンプ出力:
> 35 W
> 35 W
効率(1W/1m):
93 dB
92 dB
寸法(WxHxD):
275 x 1250 x 390 mm
240 x 1100 x 330 mm
付属品:
金属製スパイク
金属製スパイク
技術仕様データは変更することがありますのでご注意ください。
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