MAGNATをご購入されたお客様へ
このたびはMAGNAT製品をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。当社の製品がお客様のご要望
に応え、ご満足いただけましたら幸いです。お客様がお選びになった当社製品は、その優れた品質において、世
界中で認められております。
なお、お買い求めいただいたスピーカーをご使用いただく前に、下記の注意事項を必ず最後までお読みくださ。
MAGNAT QUANTUM 1000 スピーカーの接続に関する一般的なご注意
警告: Quantum 1000スピーカーの端子部にはHifiアンプのスピーカー出力のみを接続してください。
スピーカーを接続するためには、専門店でお買い求めになれる特別なスピーカーコードが必要です。音質が落ち
ないように、長さが3メートルまでのコードは、断面が最低2.5mm²、それ以上の場合は直径が最低4mm²
のコードを用いることをお勧めします。
アンプやレシーバーは、すべての接続作業が終了するまで、スイッチを切っておいてください。正確なコードの
長さを測ることができるように、スピーカーは予定された位置に配置しておきます。両方のチャンネルに使用す
るコードは、どちらも同じ長さにしてください。
コードを接続する時は、必ず位相に応じた接続をするよう、気をつけてください。つまり、スピーカーの黒い端
子(-)は、アンプの(-)端子と、それからスピーカーの赤い端子(+)は、アンプの(+)端子と接続して
いなければなりません。市販のスピーカー・コードですと、位相に応じた接続が間違いなく行えるよう、コード
の内部が波型の起伏になっているか、色違いのストライプで印がついています。
Quantum 1000 の端子部は3本ケーブル構成用に設定されています:
バナナプラグを使用した接続(図 1a)
スペードラグを使用した接続(図 1b)
工場出荷設定なし(図 1c):
工場出荷設定のおこなわれていないケーブルは先端を約10~15mm絶縁してください。先端は、錫メッキするより
はねじって端子に入れたほうがよく、それをネジで固定します。
コードがしっかり繋がれているか、また突き出た導線などでショートしていないかどうか、よく確かめてくださ
い。この二つの事項は、アンプに重大な損傷を与える原因となることがありますので、ご注意ください。
MAGNAT Quantum 1000のステレオ使用
音を楽しむ最良の位置は、スピーカーと聴く位置とが三角形をつくった場合に得られます。左右のスピーカーか
ら聴く位置までが同じ距離だと、音響信号が届くまでの時間も同じなので、調和のとれた自然な音質が得られま
す。(図 2)
スピーカーと聴く位置との間には、視界がさえぎられないようにしてください。吸音性や反射性のある障害物は
、 音 質 を 落 と し ま す 。 更 に 、 ス ピ ー カ ー を 置 く 場 合 に は 、 次 の 距 離 を 守 っ て く だ さ い :
後ろの壁から最低20cm、横の壁からは最低30cm。これにより、ベースが響きすぎるのを防ぐこと ができます。
スパイク
設置時には付属のスパイクのご使用をお勧めします。これらのスパイクにはカウンターナットが装備されており
、これにより高さ調整が可能となっています。
床面の高さが一定でない場合、スパイクでこれを補正すると安定した設置が可能となります。さらにこれにより
スピーカーを床面から離すことができるため、反響音発生の回避にもつながります。
各スパイクから硬ゴム製の脚キャップを取り外し、ボックス下部のねじスリーブ内にねじ込みます。
スパイクを取り付ける際には誰かにボックスを斜めに支えてもらうと、床面に傷がつく心配がありません。
まず、2個の隣接するスパイクをねじ込み、ボックスを床面へ降ろす前に相応のワッシャを(ゴム面を下に向けて
)適切な位置に設置します。その後、反対側の2個のスパイクも取り付け、相応に降ろします。
最後にボックスの垂直調整を行ない、スパイクをカウンターナットで固定します。
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