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Tubemeister 36はMIDIでコントロールできるの
で、サウンドの切り替えやデータの保存のための
便利な機能が利用できます。MIDI互換のコント
ローラーやフットボード、マルチエフェクターで
多くのMIDIプリセットを駆使すれば(下記参照)
、TubeMeister 36のディープなサウンドの世界を
探り、以下の設定をあらゆる形で組み合わせ、
フッ
トスイッチ1個で呼び出せます。
CLEAN、CRUNCH、LEADの3つのチャンネルの
うちの1つ
+ FX LOOPのオン/オフ
+ REVREBのオン/オフ
+ 出力36WあるいはPOWER SOAKを通した
18W、5W、1Wあるいはスピーカー・オフ
3.1 プログラミング
プログラミングはこの上なく簡単です。たとえば
CRUNCHチャンネル、BOOSTとFX LOOPがオン、
出力が18Wという設定の組み合わせで保存する
なら、
まずTubeMeister 36をこの組み合わせに設
定します。次にMIDI LEARNボタンを押し
(LEARN
ボタンが点灯します)、
この設定を保存したいプロ
グラム・スロットに対応したMIDIボードのスイッ
チを押して、
プログラム・ナンバーを送信します。
すると、LEARNボタンが消灯して、TubeMeister 36
が128個の内蔵プログラム・スロットのひとつにこ
の設定を保存し、
フットボードのプリセットのひと
つに対応させたことを示します。LEARNボタンを
もう一度押せば、設定を保存せずにプログラムの
作業が中断できます。
TubeMeister 36が選択したMIDIチャンネル経由
でプログラム・チェンジ・メッセージを受信する
と
(詳細は下記参照)、LEARNボタンが短い間点
滅し、TubeMeister 36 が新しい設定に切り替わ
ります。
参考:
この方法を使えば、
ステージ上でも凝ったサ
ウンド創りができます。たとえば、同じ自慢のトー
ンを18Wでリズム用、36Wでリード用に設定して
おいて、両者を瞬時に切り替えることもできます。
あるいは、CLEANチャネルを36W、CRUNCHチャ
ンネルを5W、LEADチャンネルを18Wといったよ
うに、各チャンネルを異なる出力に設定することも
できます。
3.2 MIDI チャンネルの設定およびOMNIモードの
オン/オフ
STANDBYスイッチをSTANDBY側に切り替え、FX
LOOPとREVERBの両方のONボタンを同時に3秒
間押し続けると、ボタンが点滅を始めます。
これによって、以下のLEDとボタンが、
プログラミ
ング用の特殊な機能を果たすようになります。
+1/数値増加ボタンとして機能します。工
場出荷時にはMIDIチャンネルが1に設定されて
います。
18W
-1/数値減少ボタンとして機能します。
LEARN [MIDI]
OMNIモードのオン/オフを切り替えます。LEARN
ボタンが点灯した状態では、全てのMIDIチャンネ
ル経由のプログラム・チェンジ信号を受信します(
工場出荷時の設定)。
このLEDが消えた状態では、
選択したMIDIチャンネルを経由した信号のみを
受信します。
注意:
OMNIモードに設定すると、全てのチャンネ
ルでMIDI信号を受信します。
このモードは、お使い
のフットボードがどのチャンネルに設定されている
のかわからない場合などに便利です。
MIDI関連の設定時には、POWER SOAKの4つの
LEDがMIDIチャンネルを表示します。以下の表を
参考に、MIDIチャンネルを読み取って下さい。専
門的には、バイナリー・コードと呼ばれる表示法
です。
にほ
ん
ご
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Page 69: ...69 目次 1 接続およびコントロールの概要 70 2 標準的な設定および接続 74 3 MIDI 74 4 チューブ セーフティ コン トロール TSC 76 5 仕様 78 にほんご ...