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日本語
AKS 4100/4100U は必ず直立管 (柱/バイパ
ス/静止筒) に設置するようにしてください。
直立管は以下の場合に使用されます:
• AKS 4100用の整備
• タンク内にアワが多くある場合
• 液体が非常に激しく乱れている場合
HMI 付きまたはなしの AKS 4100/4100U 同軸バ
ージョンは、CO
2
に使用しない場合は動作設定を
変更する必要はありません。
プリセット:
4 mAプローブ長 - 100 mm (4 インチ)
20 mA120 mm (5 インチ)
冷媒
AKS 4100/4100U は、特にR744 (CO
2
)、R717
(アンモニア)、HCFC、HFCといった最も広く使用さ
れている冷媒や非腐食性ガス/液体のレベルを計
測するために設計されています。
基本データ
AKS 4100/4100U は、ループ給電のパッシブ 2 線 4
~20 mA センサーです。
供給電圧
端子における最大出力 22 mA における最小/最
大値
負荷
RL [Ω]
≤
((Uext -14 V)/20 mA).
– デフォルト (エラー出力は 3.6 mA に設定)
RL [Ω]
≤
((Uext -14 V)/22 mA).
– (エラー出力は 22 mA に設定)
ケーブルグランド
AKS 4100
PG 13、M20×1.5 ;
(ケーブル径:
6~8 mm (0.24~0.31インチ)
AKS 4100U ½ インチ NPT
端子 (バネ懸架式)
0.5~1.5 mm
2
(~20-15 AWG)
保護構造
IP 67 (~NEMA タイプ 4X)
冷媒温度
-60 – 100 °C / -76 – 212 °F
冷媒
リストにある冷媒は Danfoss が認定したもので
す:
R717 / NH
3
: -40 – 50 °C / -40 – 122 °F
R744 / CO
2
: -50 – 15 °C / -58 – 59 °F
HCFC:
R22:
-50 – 48 °C / -58 – 118 °F
HFC:
R404A:
-50 – 15 °C / -58 – 59 °F
R410A:
-50 – 15 °C / -58 – 59 °F
R134A:
-40 – 50 °C / -40 – 122 °F
周囲温度
-40 – 80 °C / -40 – 175 °F
HMI の場合:-20 – 60 °C / -4 – 140 °F
処理圧力
-1 – 100 barg / -14.5 – 1450 psig
5 m (197 インチ) Ø2 mm (0.08 インチ) ステンレ
ス ケーブルによる機械プロセス接続部:
AKS 4100
G1 インチ管ネジ。
アルミニウム製ガスケット付属
AKS 4100U ¾ インチ NPT
(詳細は技術カタログを参照)
機械設置
機械設置前の準備
信号変換器を機械プロセス接続部から外します
(5´mm 六角レンチを使用。図 6 を参照)。赤色の
保護カバーを機械プロセス接続部に取り付けて湿
気やほこりから保護します。
付属品の内容 (図 1)
信号変換器 (HMI がある場合とない場合が
あります)
5 m (197 インチ) Ø2 mm (0.08 インチ) ステン
レス ケーブルによる機械プロセス接続部
チューブ
バッグ内容:
エンドコネクタ (3 mm の取り付けネジ含む)
3 mm の取り付けネジ (チューブ 1 本につき
ネジ 1 本)
信号コンバータを取り付ける前に機械プロセス
接続部
を保護するための赤色のカバ
設定ラベル
分割されている同軸プローブの組立
ステンレスワイヤが完全に曲がったり折
れたりしないように
注意してください。
1. ステンレスワイヤの端を各チューブの上にあ
るプラスチック製スペーサーの中央の穴に通
します
(図 2 を参照)。
ステンレスワイヤの全体
をチューブに通して下から出します。チューブ
が複数ある場合にはこの手順を繰り返します。
2. チューブ
と
を組み立てます
(図 3 を参照)
。
17 mm レンチを組み立てた部品を固定しま
す。
3. チューブが複数ある場合にはこの手順を繰り
返します
(図 3 を参照)。
4. 組み立てる前に、信号コンバータと機械プロ
セス接続部を外し、機械プロセス接続部に赤
い保護キャップを取り付けます。組み立てたチ
ューブを機械プロセス接続部
にねじ込み
ます。
5. 取り付けネジ
を 3 mm 六角レンチで締めて
各チューブを固定します
(図 3 を参照)。
6. エンド コネクタを通してステンレスワイヤを
引っ張ります
(図.4 を参照)。
7. エンドコネクタを組み立てたチューブの下に
取り付けます。
取り付けネジを 3 mm 六角レンチで締め付け
ます
(図 4 を参照)。
8. エンドコネクタから伸びるステンレスワイヤの
端をプライヤーで引っ張り
(図 4)
、信号ケーブ
ルが適切に張られていることを確認します。
2 本の取り付けネジを 3 mm 六角レンチで締
めて、ステンレスワイヤを固定します。
9. ステンレスワイヤをエンドコネクタの下約
20 mm (0.8 インチ) で切断します
(図 5 を参
照)。
10. (信号コンバータなしの) プローブ長を、組み立てた
プローブを直立管に取り付ける前に測定します
(図 6 を参照)。
トルクレンチを使用して、機械プロセス接続
部
(図 1 の項目 2) を 120 Nm (89 lb/ft) まで締
め付けます。
工場出荷時の設定に戻す必要がある場合
HMI クイック セットアップのプローブ長、スケー
ル 4 mA および 20 mA
プローブ長:
Danfoss 製品のラベルにあるプローブ長を参考に
するか、プローブ長を計測します
(図 6 を参照)。
スケール 4 mA:(最大計測範囲の場合)
= プローブ長
– 下部デッドゾーン
(図 6 を参照)
スケール 20 mA: (最大計測範囲の場合)
= 上部デッドゾーン
(図 6 を参照)
例 (AKS 4100)
条件:
プローブ長:1200 mm
冷媒:CO
2
, –35°C
ガス定数 Er は必ずクイック セットアップで調整
プローブ長:
= 1200 mm
SCALE 4 mA
設定の最大計測範囲:
= プローブ長 (1200 mm)
– 下部デッドゾーン
(図 6 を参照)
(170 mm) =
1030 mm (40.9 インチ)
SCALE 20 mA
設定の最大計測範囲:
= 上部デッドゾーン
(図 6 を参照)
=
120 mm (4.7 インチ)
8 ページより:
冷媒ガスの誘電率パラメータ 2.5.3 GAS
EPS.R
=
1.02
AKS 4100/4100U コンバータの取り付け方法 (図
7 を参照)
1.
信号変換器の位置決めネジと通気ネジを5 mm
の六角レンチで外してください。
2. 信号変換器を下方向に止まるまで押し込み、
機械プロセス接続部と確実に勘合させます。
3. 信号変換器を希望する向きに回します。
4. 位置決めネジを5mmの六角レンチで締め付け
てください。
5. 通気ネジを5mmの六角レンチで締め付けてく
ださい。
電気接続
出力端子 (図 8 および 9)
1. 電流出力 –
2. 電流出力 +
3. 接地端子
電気接続の手順
1. 2.5 mm 六角レンチを使用してカバー止めを緩
めます。
2. 筐体から端子部品カバーを取り外します。
3. ワイヤは端子部品カバーから外してはなりませ
ん。筐体の横に端子部品カバーを置きます。
4. ワイヤを装置に接続します。ケーブル入口金物
を締め付けます。
5. 端子部品カバーを筐体に取り付けます。
6. 2.5 mm 六角レンチを使用してカバー止めを緩
めます。
注:
信号コンバータは、機械プロセスコネクタ付き、ま
たはなしでプログラムすることができます。
起動:
• コンバータを電点に接続します。
• コンバータに通電します。
HMI ディスプレイ オプションのある装置のみ:
10 秒後に「Starting up」と画面に表示されます。
20 秒後にソフトウェアのバージョン番号が画面に
表 示 さ れ ま す。
3 0 秒 後 にデフォルト画 面
(図 13) が表示されます。
AKS 41/41U から AKS 4100/4100U に変更すると
きの注意点:
注意してください:
AKS 41/41U は交流および直流
電源で使用できますが、AKS 4100/4100U は直流
電源でのみ使用できます。
図 10 の説明に従ってく
ださい。
コントローラまたは PLC への接続
図 11 または 12 の
説明に従ってください。
注:
AKS 4100/4100 がマーカー 1、2、3 のよう
なエラーを検知した場合には、電流出力は
3.6 mA に設定されます (4 ページ参照)。
クイック セットアップ
→
© Danfoss | Climate Solutions | 2022.07
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