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セキュリティー
電源周りの安全性
電気関連の安全性に関する注意に従い、危険から身を守り、デバイスが損傷を受けないようにします。
• デバイスのシャシーの電源スイッチ、部屋の緊急電源スイッチ、切断スイッチ、電源コンセント の場所を確
認してください。確認しておくことで、システムから電源を素早く取り除き、電源周りの事故の発生を防ぐこと
ができます。
• 高電圧のコンポーネントを使用して作業する場合は、一人で作業しないようにしてください。
• 露出している電源回路の周辺で作業を行う場合には、必要に応じて電源をオフできるように、電源制御に
ついて把握している人の近くで作業を行うようにしてください。
• 電源がついている電源装置で作業をする場合は、片手で作業するようにしてください。こうすることで、閉
回路(電気ショックが発生する可能性がある)にならないようにします。金属工具を使用する場合は細心の
注意を払うようにしてください。金属工具が電気パーツや回路基板に触れると簡単に損傷してしまいます。
• 電気ショックから身を守るために静電気放電(ESD)用のマットを使用しないでください。代わりに、電気絶縁
体用に設計されたゴムマットを使用するようにしてください。
• 電源コードには接地コンセントが含まれており、必ず接地極付コンセントに接続するようにしてください。
• 火災や電気ショックが発生しないように、雨や湿気に装置が降れないようにし、本製品を水気の近くに設置
しないようにしてください。
• 雷雨発生時には、本製品を設置しないようにしてください。
• 換気口 (横および背部) が遮断されないようにし、換気口への空気の流れを確保して デバイスの過熱を防ぎ
ます。
安全性について
• デバイスの周辺は清潔に保ち、ごみなどがない状態にします。
• 安全で乾燥した場所に本製品を設置します。湿気のある箇所/エリアには設置しないでください。
• システムで作業する再は、ネクタイやシャツの袖のボタンが留められていないものなどゆったりした衣服を
着用しないようにしてください。これらの衣服が電気回路に降れたり、冷却ファンに引きこまれたりする可能
性があります。
• ジュエリーや金属関連のものは着用しないようにしてください。金属導体として機能し、ショートしたり、印刷
回路基板または電源部分に触れた場合に怪我をしたりする可能性があります。
• 差し込み装置については、装置の近くに壁コンセントを設置して簡単にアクセスできるようにします。
静電気放電に関する注意
静電気放電(ESD) は、2 つの異質の電荷が接触することで発生します。静電気放電はこの違いを中和させます
が、電気コンポーネントおよび印刷回路基板に損傷を与える可能性があります。
• 静電気放電を予防する接地抵抗タイプのリストバンドを使用するようにしてください。
• 使用の準備ができるまで、すべてのコンポーネントおよび印刷回路板 (PCB) は帯電防止袋にいれておくよ
うにしてください。
• 接地している金属体に触れてから、帯電防止袋から回路版を取り出します。
• コンポーネントまたはPCBが着用している衣服に触れないようにしてください。リストバンドを着用していて
も、電気が発生してしまう可能性があります。
• 基板は末端のみを取り扱うようにしてください。コンポーネント、周辺メモリーモジュールまたはコンタクト
に触れないようにしてください。
• チップまたはモジュールを取り扱い際には、ピンに触れないようにしてください。
• 使用時以外は、サーバーボードおよび周辺機器を帯電防止袋に入れておいてください。
• 接地の目的で、お使いのコンピューターシャシーにより、電源、ケース、固定ファスナー、サーバーボードの間
で優れた伝導性が提供されるようにしてください。
• システム内部にアクセスした後、すべての接続が完了してからシステムバックアップを閉じ、固定ネジでラッ
ク装置を固定してください。