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Chapter 1: 製品の概要
1.5.2
メモリー構成
1GB、2GB、4GB、8GB 、16GB のNon-ECC Unbufferd DDR3メモリーをメモリースロットに取り付
けることができます。
•
デフォルト設定のメモリー動作周波数はメモリーのSPDにより異なります。デフォルト設定
では、特定のメモリーはオーバークロックしてもメーカーが公表する値より低い値で動作
する場合があります。メーカーが公表する値、またはそれ以上の周波数で動作させる場合
は、
「
2.4 Ai Tweaker メニュー
」を参照し手動設定してください。
•
メモリーを2枚取り付ける場合やメモリーをオーバークロックする場合は、それに対応
可能な冷却システムが必要となります。
•
容量の異なるメモリーを Channel A と Channel Bに取り付けることができます。異なる
容量のメモリーをデュアルチャンネル構成で取り付けた場合、アクセス領域はメモリー
容量の合計値が小さい方のチャンネルに合わせて割り当てられ、容量の大きなメモリー
の超過分に関してはシングルチャンネル用に割り当てられます。
•
同じCASレイテンシを持つメモリーを取り付けてください。またメモリーは同じベンダーの
同じ製造週のものを取り付けることをお勧めします。
•
1.65Vを超過する電圧の必要なメモリーを取り付けるとCPUが損傷することがあります。
1.65V未満の電圧を必要とするメモリーを取り付けることをお勧めします。
•
メモリーの割り当てに関する制限により、32bit Windows® OSでは4GB以上のシステム
メモリーを取り付けても、OSが実際に利用可能な物理メモリーは4GB未満となります。
メモリーリソースを効果的にご使用いただくため、次のいずれかのメモリー構成をお勧め
します。
- Windows® 32bit OSでは、4GB未満のシステムメモリー構成にする
- 4GB以上のシステムメモリー構成では、64bit Windows® OSをインストールする
詳細はMicrosoft
®
のサポートサイトでご確認ください。
http://support.microsoft.com/kb/929605/ja
•
本製品は512 Mbit(64MB)以下のチップで構成されたメモリーをサポートして
いません。512 Mbit のメモリーチップを搭載したメモリーモジュールは動作保証致しかね
ます。
(メモリーチップセットの容量はMegabit で表します。8 Megabit/Mb=1 Megabyte/MB)
•
DDR3-2133(PC3-17000)を超える、またはそのタイミングに対応したメモリーモジュー
ルやオーバークロックプロファイルを読み込むメモリーモジュールはJEDEC規格準拠で
はありません。また、メモリーモジュールの互換性と安定性はCPU依存に依存していま
す。
•
1つのスロットに16GBのメモリーを使用することで、最大32GBまでのメモリーをサポー
トします。