XP7000/XP5000
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PSシート故障修理ガイド
2.
正常動作時電気的性能
2-1
準備
(59ページ参照)
・ PSWシート
(XP7000 = WF400100、XP5000 = WF400200)
をCN403、CN404、CN405に接続します。
・ J401とJ402、またはCN406とCN415を接続します。修理完了後は元の状態に戻してください。
・ 電源電圧を各シートに合った電源電圧に調整します。表1-1を参照してください。
2-2
各部電圧
(59ページ参照)
POWERスイッチをONにしたとき、各部出力電圧は表2-1の範囲に入っていれば正常です。
1.
適用シート
このガイドは表1-1に示されたシートの修理時に適用されます。
モデル
XP7000
XP5000
シート名
PS70J
PS50J
部品番号
WF397100
WF397500
仕向
J
J
電源電圧
AC 100 V
AC 100 V
注: 負荷抵抗なしで出力電圧を測定した場合や表1-1に示された電源電圧が変動している場合は、表2-1の出力電圧にならな
い場合があります。
2-3
放電
(59ページ参照)
PSシート単体で取り扱う場合には、感電防止
(コンデンサの電荷を放電)
のため、下記端子を抵抗で放電します。
・ C420およびC421の±端子間。ただしPOWERスイッチをOFFしたあと、10分以上放置すれば放電の必要はありません。
・ W406-W407間およびW407-W408間。
・ C402の端子間。
モデル
XP7000
XP5000
測定部
+B
-B
+15 V
-15 V
+B
-B
+15 V
-15 V
測定場所
W406-W407間
W407-W408間
CN408 1-2ピン間
CN408 3-2ピン間
W406-W407間
W407-W408間
CN408 1-2ピン間
CN408 3-2ピン間
出力電圧
(DC)
約 +150.8 V
約 -150.8 V
約 +15.0 V
約 -15.0 V
約 +122.5 V
約 -122.5 V
約 +15.0 V
約 -15.0 V
負荷抵抗
22 k-ohms、3 W
22 k-ohms、3 W
10 k-ohms、1/4 W
10 k-ohms、1/4 W
22 k-ohms、3 W
22 k-ohms、3 W
10 k-ohms、1/4 W
10 k-ohms、1/4 W
表 1-1
表 2-1