PSR-1100/PSR-2100
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テストプログラム
1. 準備
1)AC アダプタは PA-300 を使用します。
2)測定器: 周波数カウンター、レベルメーター(JIS-C フィルター使用)
注)特に指示のない限りステレオプラグを用い、33 Ω負荷を接続して[PHONES]端子にて測定します。
3)治具:フットスイッチ(FC4/FC5)
、フットコントローラー(FC7)MIDI ケーブル、USB ケーブル、PC(パーソナルコン
ピューター)
、フロッピーディスク(2HD&2DD 各 1 枚)
、マイク(PSR-2100 のみ)
4)各コントローラは、特に指示の無い場合は下記の状態にしておきます。
[LCD CONTRAST] volume:
中央
[MASTER VOLUME]:
最大
2. テストプログラムの起動
[C2#]と[F2]と[G2#]の鍵盤を同時に押さえながら、[STANDBY/ON]スイッチを ON にします。
3. テストの進め方
1)テストプログラムが起動されると、LCD に
TEST
と表示されます。
テストモードに入ると、まず RAM バックアップチェックが自動で行われます。
2)[TEMPO-]/[TEMPO+]ボタンを押して、テストプログラムの項目を選択します。
3)[START/STOP]ボタンを押してテストを実行します。
結果が OK の場合
は、再度[START/STOP]ボタンを押して項目選択表示に戻ります。
[TEMPO-]/[TEMPO+]ボタンを押して、次のテスト項目を選択します。
テスト結果が OK だった項目名の先頭には
*
が表示されます。
結果が NG の場合
は、[DEMO]ボタンまたは一番左端の白鍵を押して、項目選択表示に戻ります。
4. テスト一覧
No.
1
2
3
4
5
6
7
9
10
12
15
LCD
表示
001: Version
002: ROM Check1
003: RAM Check1
004:Flash Check1
005: Wave ROM Check1
006: Wave RAM Check1
007: FDD Check
009: Effect 2 RAM Check
(PSR-2100
のみ
)
010: Effect3 RAM Check
012: TG 1 Check
015: Pitch Check
テスト内容及び判定条件など
ROM のバージョン表示
9 個の ROM のバージョンを表示します。
CPU のバスに接続されている ROM をチェックします。
チェックの結果が LCD に表示されます。 ROM Check1 OK
が表示されることを確認します。
CPU のバスに接続されている RAM をチェックします。
チェックの結果が LCD に表示されます。 RAM Check1 OK
が表示されることを確認します。
CPU のバスに接続されているフラッシュメモリをチェックします。
チェックの結果が LCD に表示されます。 Flash Check1 OK
が表示されることを確認します。
TG バスに接続されている ROM をチェックします。
チェックの結果がLCDに表示されます。 XG Wave ROM Check OK が表示されることを確認します。
TG バスに接続されている RAM をチェックします。
チェックの結果が LCDに表示されます。 XG Wave RAM Check OK が表示されることを確認します。
フロッピーディスクドライブをチェックします。
2HD と 2DD のフロッピーディスクを、1 枚ずつ FDD に挿入して行います。
ディスクが挿入されている状態ならば、直ちにテストが行われます。途中、2DD と2HDを入れ替えて、
両タイプのディスクのテストを行います。
正常な場合は、 FDD Check OK
が表示されます。テスト中にディスクを引き抜くと、 NO FD
が
表示されてディスク挿入待ちの状態になります。
ライトプロテクトされたディスクを挿入した場合、 PROTECT FD と表示されます。この状態ではテ
ストには使用できません。
未フォーマットのディスクを挿入した場合、 UNFORMAT FD と表示されます。テストには使用できません。
Effect2 (VOP) RAM チェック
正弦波(C3)を発音します。異音、ノイズが無いことを確認します。
Effect3 (XG) RAM チェック
正弦波(C3)を発音します。異音、ノイズが無いことを確認します。
音源 1 チェック(オートスケール)
音源の音色を順番に切り替えながら、正弦波を低音から順次発音します。(C2 から G4 まで)
異音、ノイズが無いことを確認します。LCD に
TG1 End
と表示されます。
ピッチチェック:[PHONES]端子に周波数カウンターを接続します。
テストを実行すると正弦波(440 Hz ± 0.22 Hz)を発音します。
(PAN= センターで発音します)
ボリューム減衰量:[PHONES]端子にレベルメーター(JIS-C フィルター使用)を接続します。
[MASTER VOLUME]を最小にして、出力レベルをチェックします。
PHONES L,R:
-80.0 dBm 以下