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A
B
④入力作業完了(レンチの外し方)
入力作業完了後、レンチをボルト・ナットから取り外す
ことが困難な場合があります。これはレンチ内部から
発生した弾性力による荷重が、反力受とボルト・ナット
の間にかかっていることによるものです。この場合は、
次の手順で取り外してください。
ラチェットハンドル(又はトルクレンチ)を入力した
まま保持、クラッチ部チェンジダイヤルを『L』位置
に切り替えてください。
このとき、ラチェットハンドル(又はトルクレンチ)が
逆回転する場合がありますので、切り替えが完了す
るまで保持している力を抜かないでください。
ご使用方法
●クラッチ部チェンジダイヤルの切り替えが固い場合、
ハンマーでたたかないでください。
破損及び故障、けがの原因になります。
注意
●作業中は、反力受に手や指及び足などを近づけないでください。
けがの原因になります。
警告
●ラチェットハンドルの回転半径内に身体を入れないでください。
○入力作業後、クラッチ部チェンジダイヤルの切り替えをする時、
ラチェットハンドル(又はトルクレンチ)が逆転する場合があります
ので、ハンドルから急に手を離さないでください。
○上記 A B の操作を行うとき、クラッチ部チェンジダイヤルの切り替えが固く、
動かないほど荷重がかかっている場合もあり、往々にしてクラッチ部をハンマー
などの打撃による荷重解除をされることがあります。
人身事故の原因になります。
危険
A
B
○反力受は出力角の回転方向に対し、逆方向に回転します。
反力受負荷方向
出力角
回転方向
L
R
L
R
L R