SELP1650 (E 3.5-5.6/PZ 16-50 OSS) (E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
4-3
4-2. 光軸の確認
4-2-1. フランジバック (fʼF) 測定器の設定
使用機器/治工具(共通)
• 1000 mmコリメータ(注意参照)
• フランジバック測定器
• Aマウントアタッチメント
• A-E変換アタッチメント
• フランジバックゲージ (43.50 mm)
• 延長治具 (47.00 mm)
• FBテスタースタンド
• カメラテーブル 200X200
注意:
1000 mm コリメータのチャートは,下図のように取り付けてください。
マークを
合わせる
1000
mm
コリメータ
チャート
フランジバック測定器の設定
1. 測定器を下図のように設定する。
フランジバックゲージ(43.50 mm)
Aマウントアタッチメント
対物レンズ(10x)
ダイヤルゲージ
(最小目盛り:0.01 mm)
目盛りリング
接眼レンズ(7x)
視度調節リング
FBテスター
スタンド
カメラテーブル
200×200
2. フランジバック測定器の視度調節リングを回し,接眼レンズ内の十字線または目盛りがはっきりと見えるように調節する。
3. フランジバックゲージ (43.50 mm) をAマウントアタッチメントに密着させ,保持する。
4. フランジバックゲージに光を投じながらフランジバック測定器のノブを回転させて,細かい線が出るようにピントを合わせる。
注意:
必ず下図の矢印方向にピント合わせを行ってください。
ノブ
中心付近の細かい線に
ピントを合わせる
ピント合わせ方向
5. ダイヤルゲージの目盛りリングを回して,ダイヤルゲージの指針を“0”に合わせる。
注意:
この位置がフランジバック値 (fʼF) = 43.50 mmとなります。短針の位置を記憶しておいてください。
カメラ(Eマウントレンズ交換式デジタルカメラ全般)を使用する場合の準備
使用機器/治工具
• Eマウント延長治具
• カメラ(Eマウントレンズ交換式デジタルカメラ全般)
使用機器/治工具の設定手順
1. AマウントアタッチメントにA-E変換アタッチメントとEマウント延長治具を取り付け,下図のようにフランジバック測定器に取
り付ける。
注意:
カメラは,以下のように設定してください。
• フォーカスモード: マニュアルフォーカス
• 手ブレ: OFF
• 絞り: 開放
2. 対物レンズ (10x) に延長治具 (47.00 mm) を取り付け,フランジバック測定器に取り付ける。
3. フランジバック測定器に被検レンズを取り付け,1000 mmコリメータを設置する。
1000 mmコリメータ
被検レンズ
FBテスター
スタンド
カメラテーブル
200×200
延長治具(47.00 mm)
A-E変換アタッチメント
Eマウント延長治具
カメラ
(Eマウントレンズ交換式
デジタルカメラ全般)