1-12
HDR-CX530E/CX535/CX610E/PJ530E/PJ540/PJ540E/PJ610E_L2
– JAPANESE –
自己診断コード
症状/状態
対応/方法
対
応
者
ブロック
機能
詳細
コード
E
6
1
1
1
フォーカス,ズーム異常
自己診断コードC:32:60とE:61:10の両方を点検する。
E
6
1
3
0
ステッパIRISイニシャル時リセット
位置検出異常
電源を入れてレンズバリアが開いている状態で,バッテリまた
は電源ケーブルをはずして付け直す。
その際,レンズ内のアイリス羽根が動作していることを確認す
る。
アイリス羽根が動作してない場合は,レンズドライブブロック
のアイリスモータドライブ(VC-1025基板CN4001
wl
,
ek
ピン)
を点検する。
アイリス羽根が動作する場合は,アイリス羽根が完全に閉じき
ることを確認し,以下の内容を確認する。
・ アイリス羽根を正常に閉じることができない場合レンズブ
ロックを交換する。
・ アイリス羽根は正常に閉じているが,E:61:30が出る場合
CMOSブロック組立との通信ができているかを確認する。
・ 正常に画面が出ていない場合CM-1004基板のCN6702とVC-
1025基板のCN4004がFP-2189フレキシブル基板で接続され
ているかを確認する。
・ 正常に画面が出ている場合レンズブロックを交換する。
E
6
2
0
0
手振れ補正が効きにくい(PITCH角
速度センサ出力張り付き)
PITCH角速度センサ(JK-1009基板SE7701)周辺回路を点検す
る。
E
6
2
0
1
手振れ補正が効きにくい(YAW角速
度センサ出力張り付き)
YAW角速度センサ(JK-1009基板SE7701)周辺回路を点検する。
E
6
2
0
2
手振れ補正用ICの異常
「1-6-1. E:62:02(手振れ補正用ICの異常)が出た場合」を参照。
E
6
2
0
3
手振れ補正用ICとマイクロコント
ローラーとの通信異常
手振れ補正回路(VC-1025基板IC7711)を点検。
E
6
2
0
4
Active手振れ補正時の画ゆれが補正
できない
(角速度センサ出力張り付き)
画ゆれ検出角速度センサ(VC-1025基板SE7711) 周辺回路を点
検する。
E
6
2
1
0
シフトレンズ初期化異常
レンズブロックを交換する(Note 3)。
エラーが再度発生する場合は, VC-1025基板を交換する。
E
6
2
1
1
シフトレンズオーバーヒート
(PITCH)
「1-6-2. E:62:11(シフトレンズオーバーヒート(PITCH))が出
た場合」を参照。
E
6
2
1
2
シフトレンズオーバーヒート
(YAW)
「1-6-3. E:62:12(シフトレンズオーバーヒート(YAW))が出
た場合」を参照。
E
6
2
2
0
サーミスタの異常
「1-6-4. E:62:20(サーミスタの異常)が出た場合」を参照。
E
6
2
3
0
CPU異常
電源を入れ直す。
E
9
1
0
1
フラッシュの充電異常
電源を入れ直す。
E
9
1
0
2
LEDビデオライトの異常
電源を入れ直す。
E
9
1
0
3
LEDビデオライトの温度検出異常
電源を入れ直す。
E
9
2
0
1
(バッテリーの) 電流値が最大放電電
流を超えた
バッテリ残量に依存する場合があるので,バッテリ残量を確認
する。次にバッテリを交換して症状が出るか確認する。
バッテリを交換しても症状が出る場合は,エラー発生後に電源
が切れてしまうため,分解して確認する。DCジャック(CN4007)
をVC-1025基板に接続した状態(最小限の接続) でDC / DCコン
バータ(VC-1025基板IC5100) の各チャンネル出力を確認する。
E
9
4
0
0
フラッシュメモリの書込み/消去動
作不良
CX535/PJ530E/PJ540/PJ540E:
フラッシュメモリ(MM-102基板IC8101)を点検する。
CX610E/PJ610E:
フラッシュメモリ(MM-102基板IC8101,IC8201)を点検する。
E
9
4
0
1
フラッシュメモリ内部異常
CX535/PJ530E/PJ540/PJ540E:
フラッシュメモリ(MM-102基板IC8101)を点検する。
CX610E/PJ610E:
フラッシュメモリ(MM-102基板IC8101,IC8201)を点検する。
Note 3:
レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は手振れ補正ONの状態にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認する。
自己診断コード
症状/状態
対応/方法
対
応
者
ブロック
機能
詳細
コード
E
9
4
0
2
BGMデータ異常
CPU(VC-1025基板IC6000)を点検する。
E
9
5
0
0
GPSハード異常
電源を入れ直す。
E
9
6
0
0
地図領域マウント異常
電源を入れ直す。
E
9
7
0
0
プロジェクタハード異常
電源を入れ直す。
1-6. シフトレンズエラーの対処方法
VC-1025 BOARD (SIDE A)
C6814 C6815
C6816 C6817
R1401
IC6800
図1. VC-1025基板測定箇所
約
330 msec
注:
Lowの区間の長さは場合によって多少異なる
図2. VC-1025基板R1401の出力電圧の変化
*
*