
HM-9250-5
取
扱
説
明
書
ワールド
K
シリーズ
端子箱付タイプ
無励磁作動型電磁ブレーキ付モーター
お買い上げいただきありがとうございます。
この取扱説明書には、製品の取り扱いかたや安全上の注意事項を示して
います。
•
取扱説明書をよくお読みになり、製品を安全にお使いください。
•
お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
1
はじめに
お使いになる前に
製品の取り扱いは、適切な資格を有する人が行なってください。
お使いになる前に、「安全上のご注意」をよくお読みのうえ、正しくお使いく
ださい。
製品内部の点検や修理が必要なときは、お買い上げになった支店・営業所
にご連絡ください。
この製品は、一般的な産業機器用として設計されています。その他の用途に
は使用しないでください。この警告を無視した結果生じた損害の補償につい
ては、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。
規格・CE マーキング
モーターは下記の規格にしたがって設計・検査を行なっており、認証を取得
しています。認証品名は、モーター品名です。
モーターは低電圧指令に適合しています。
認証規格
UL 1004-1
、
UL 1004-2
、
CSA C22.2 No.100
、
CSA C22.2 No.77
、
GB/T 12350
認証機関
UL File No.E64199
、
CQC
適合規格
EN 60034-1
、
EN 60034-5
、
EN 60664-1
、
EN 60950-1
設置条件
過電圧カテゴリーⅡ、汚損度
3
(歯切りシャフトタイプと丸シャフトタイプの
モーター取付面は除く)、クラスⅠ機器(適用規格
EN
規格)
機器によって過電圧カテゴリーⅢの規定値が要求される場合は、絶縁トラン
スを介してモーターに定格電圧を給電してください。
付属品の規格認証
コンデンサ:
UL File No.E83671
(
CYWT2
)
VDE License No.112847
(コンデンサ定格電圧
250 VAC
タイ
プ)、
No.114747
(コンデンサ定格電圧
450 VAC
タイプ)
コンデンサキャップ:
UL File No.E56078
(
YDTU2
)
電気用品安全法
三相モーター丸シャフトタイプは、
マークを表示しています。
電気用品安全法で要求される雑音電力および雑音端子電圧測定は、
AC
ラ
インフィルタを接続して行なっています。
AC
ラインフィルタは次の製品、または相当品を使用してください。
メーカー
三相
200-230 V
Schaffner EMC
FN251-8-07
TDK
・ラムダ株式会社
MC1310
RoHS 指令
RoHS
指令(
2011/65/EU
)の規制値を超える物質は含有していません。
安全上のご注意
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、お客様や
他の人々への危害や損傷を未然に防止するためのものです。内容をよく理
解してからお使いください。
⼊๔
この警告事項に反した取り扱いをすると、死亡または重傷
を負う場合がある内容を示しています。
ᵈᗧ
この注意事項に反した取り扱いをすると、傷害を負うまた
は物的損害が発生する場合がある内容を示しています。
ᛵ
ᛵ
製品を正しくお使いいただくために、お客様に必ず守って
いただきたい事項を本文中の関連する取り扱い項目に記
載しています。
⼊๔
•
爆発性雰囲気、引火性ガスの雰囲気、腐食性の雰囲気、水のかかる場
所、可燃物のそばでは使用しないでください。火災・感電・けがの原因に
なります。
•
設置、接続、運転・操作、点検・故障診断の作業は、適切な資格を有す
る人が行なってください。火災・感電・けがの原因になります。
•
通電状態で移動、設置、接続、点検の作業をしないでください。電源を
切ってから作業してください。感電の原因になります。
•
電磁ブレーキを制動、安全ブレーキとして使用しないでください。可動部
およびモーターの位置保持用です。けが・装置破損の原因になります。
•
モーターはクラスⅠ機器です。設置するときは、手がモーターに触れない
ようにするか、接地してください。感電の原因になります。
•
モーターは筐体内に設置してください。感電・けがの原因になります。
•
電源入力電圧は、定格値を必ず守ってください。火災・感電の原因にな
ります。
•
接続図にもとづき、確実に接続してください。火災・感電の原因になりま
す。
•
リード線(ケーブル)を無理に曲げたり、引っ張ったり、はさみ込まないでく
ださい。火災・感電の原因になります。
•
付属のコンデンサの接続端子は絶縁処理してください。感電の原因にな
ります。
•
停電したときは、電源を切ってください。停電復旧時にモーターが突然起
動して、けが・装置破損の原因になります。
•
電源を切った直後(
30
秒以内)は、コンデンサの接続端子に触れないで
ください。残留電圧により、感電の原因になります。
•
モーターを分解・改造しないでください。感電・けがの原因になります。