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2.キャビネットへの取付方法
2-1 取付けに関するご注意
危険
クーラをキャビネットへ取付けるときは、感電防止のため電源供給を停止させてください。
注意
クーラの設置には、付属品以外のものは使用しないでください。(ホースバンドは除く)
→故障やけがの原因になります。
取付穴(M6)に直接回転力が加わるような使い方はしないでください。
→取付穴にはカシメ袋ナットを採用しているため空転するおそれがあります。
運搬・取付作業を行う際は、二人以上で行ってください。
→けがの原因になります。
クーラは、十分な強度があるキャビネットへ取付けてください。
→クーラ取付時の重量バランス、キャビネットの耐荷重により、転倒、変形するおそれがあります。
使用するねじは、指定されたものを使用してください。取付けの際は、適正締付トルクにて締付けてください。締付
けが不十分な場合、破損・落下・所定のIP性能が得られない原因になります。また、締付け過ぎの場合は、製品を
破損するおそれがあります。
ねじの呼び
適正締付トルク N・m
取付ボルト M6×35
2.6~3.6
取付ナット M6
前面パネル取付ねじ M4×8
0.7~1.2
取付面(パネルカット)は、規定の寸法で加工してください。
クーラの取付けは、図のように必ず水平・垂直(±2°)に取付
けてください。
→クーラの安定動作を図り、クーラで除湿した水をスムーズに
排出させるためです。
クーラの設置は、円滑な空気循環を確保し、他のユニットまたは
壁と 200mm 以上離して設置してください。
またキャビネット内の空気循環が、必ず妨げられないようにして
ください。上記が守られないと、空気循環が悪くなり、冷却能力
の低下や結露が生じます。
キャビネット
200mm 以上
200mm 以上
クーラ
壁・ユニット
など
キャビネット
キャビネット
クーラ
クーラ