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5.SAS BIOS
- SAS Configuration Utility -
「SAS Configuration Utility」は本製品に対して各種設定を行うためのユーティリティで、起動には
特殊な起動ディスクなどを使用せず、自己診断プログラム「POST」の実行中に簡単なキー操作から
起動することができます。
本製品には、最新バージョンの「SAS Configuration Utility」が内蔵されています。
このため設定画面が本書で説明している内容と異なる場合があります。本書と異な
る設定項目については、本製品を購入された販売店または保守サービス会社にお問
い合わせください。
5-1.
ユーティリティの用途
「SAS Configuration Utility」は次のような場合に使用します。必要に応じて設定を行ってください。
本製品を本体装置に取り付けた後、USB DVD-ROM ドライブからシステムをブート出来ない
場合
1.
「SAS Configuration Utility」ユーティリティを起動します。
2.
「Global Properties」メニューを表示させます。
3.
「Support Interrupt」の値を初期値「Hook interrupt, the Default」から「Bypass Interrupt
hook」に変更します。
Pause When Boot Alert Displayed [No]
Boot Information Display Mode [Display adapters & installed devices]
Support Interrupt [Bypass interrupt hook]
Restore Defaults
4.
設定を保存して「SAS Configuration Utility」を終了します。
5-2.
ユーティリティの起動
ユーティリティの起動方法を次に示します。
1.
本体装置の電源を ON にします。
POST 実行中の画面に次のメッセージが表示されます。
LSI Corporation MPT SAS BIOS
MPTBIOS-6.22.00.00 (2008.04.10)
Copyright 2000-2008 LSI Corporation.
Press Ctrl-C to start LSI Corp Configuration Utility...
2.
<Ctrl>キーを押しながら<C>キーを押します。
「SAS Configuration Utility」が起動し、「Adapter List」メニューが表示されます。