CBZ-001279-693-01
3. 増設後の確認
Operation Check after Installation
(1) 本メモリボードを増設後、本体装置の画面が表示されない場合は、基本で実装されているメモリ
も 含めて、再度すべてのメモリが正しく実装されているか確認してください。
After adding this memory card, if nothing is displayed on the main unit screen, please reconfirm
that all memories including pre-installed ones are properly mounted.
(2) POST の画面でエラーメッセージが表示されていないことを確認してください。
Power on the server and verify that POST displays no error messages.
(3) 本体装置の「SETUP」を立ち上げ、「Advanced」−「Memory Configuration」−「Memory Information」
を選択し、増設したメモリの DIMM ステータス表示が「数値」になっていることを確認してください。
Run the BIOS SETUP utility and select [Advanced]
→
[Memory Configuration]
−「
Memory
Information
」
to verify that the installed DIMM shows the status
“
Number
”
.
(4) 増 設 し た メ モ リ が 認 識 さ れ な い 場 合 は 、本 体 装 置 の「 SETUP 」を 立 ち 上 げ 、「 Advanced 」―
「Memory Configuration」−「Memory Retest」で「Yes」を選択して、メモリのエラー情報を
クリアしてください。
「SETUP」の立ち上げ、選択方法等は、本体装置の EXPRESSBUILDER に格納されているユーザーズガ
イドを参照してください。
Select
“
Yes
”
for
「
Memory Retest
」
on the
「
Advanced
」−「
Memory Configuration
」
menu.
4. メモリ機能の利用
Using the Memory RAS Features
(1) 本製品は、メモリ RAS 機能として「メモリスペアリング機能」を持っています。メモリスペア
リング機能は、各 CPU のメモリコントローラ配下にあるメモリチャンネルの 1 つを予備(スペア)と
して待機させることにより、運用しているメモリチャネル配下の DIMM で訂正可能なエラーが発生
した場合、待機させている DIMM に自動的に運用を切り替え、処理を継続させる機能です。
The server has RAS feature including "Memory sparing feature".
The memory sparing feature by making one of the memory channels which the memory controller
subordinate of each CPU has stand by as a reserve (spare), When the error which can be
corrected by DIMM of the memory channel subordinate who is applying occurs, it is the function to
change employment to DIMM made to stand by automatically, and to make processing continue.
(2) 本体装置のマザーボードは、メモリを制御するための「メモリチャンネル」が 4 系統に分かれてい
ます。
The memory area on the motherboard of the server is divided into four memory channels as shown
in the figure below.
メモリコントローラ
Memory Controller
メモリコントローラ
Memory Controller