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(J)
5. 測長ユニット出力信号
本測長ユニットが出力する信号は A/B/ 原点出力信号で EIA-422 に準拠した電
圧差動型ラインドライバ出力です。
A 相
B 相
原点出力
原点は、A 相と B 相が Hi レベルのときに、Hi レベルになる同期原点です。
DK800SA 最大応答速度時
( 約 80 m/min 時 ) の出力信号
DK800SB 最大応答速度時
( 約 42 m/min 時 ) の出力信号
200 ns (5 MHz)
A 相
B 相
50 ns
400 ns (2.5 MHz)
A 相
B 相
100 ns
本測長ユニットが出力する A/B 相は、DK800SA では最大 5 MHz、最小位相差 50 ns、
DK800SB では最大 2.5 MHz、最小位相差 100 ns です。この信号を処理できるカ
ウンタまたは制御機をご使用ください。
* 特殊仕様にて最小位相差を変更することが可能です。(「5-1. 出力信号位相差」
参照)
5-1. 出力信号位相差
本測長ユニットの移動長は DK800SA は 50 ns 毎、DK800SB は 100 ns 毎に検出さ
れ、移動長に比例した位相差で出力されます。位相差量は、50 ns または 100 ns の
整数倍で変化します。
また、A 相と B 相の最小位相差は DK800SA で 50 ns、DK800SB で 100 ns です。
A 相
B 相
50 ns または 100 ns の整数倍