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SYS-76HT
SAFETY PRECAUTIONS
The following check should be performed for the continued protection of the customer and service technician.
LEAKAGE CURRENT CHECK
Before returning the unit to the customer, make sure you make either (1) a leakage current check or (2) a line to chassis
resistance check. If the leakage current exceeds 0.5 milliamps, or if the resistance from chassis to either side of the
power cord is less than 460 kohms, the unit is defective.
注 意
注意事項をお守りください!
サービスのとき特に注意を必要とする個所について
は、キャビネット、部品、シャーシなどにラベルや
捺印で、注意事項を表示しています。これらの注意
書きおよび取扱説明書などの注意事項を必ずお守り
ください。
感電に注意!
(1)
このセットは、交流電圧が印加されていますの
で、通電時に内部金属部に触れると感電するこ
とがあります。従って通電サービス時には、絶
縁トランスの使用や手袋の着用、部品交換に
は、電源プラグを抜くなどして、感電にご注意
ください。
(2)
内部には、高電圧の部分がありますので、通電
時の取扱には、十分ご注意ください。
指定部品の使用!
セットの部品は難燃性や耐電圧など安全上の特性を
持ったものとなっています。従って交換部品は、使
用されていたものと同じ特性の部品を使用してくだ
さい。特に配線図、部品表に 印で指定されている
安全上重要な部品は必ず指定のものをご使用くださ
い。
部品の取付けや配線の引きまわしは、元どおりに!
安全上、テープやチューブなどの絶縁材料を使用し
たり、プリント基板から浮かして取付けた部品があ
ります。また内部配線は引きまわしやクランパーに
よって発熱部品や高圧部品に接近しないように配慮
されていますので、これらは必ず元どおりにしてく
ださい。
サービス後は安全点検を!
サービスのために取り外したねじ、部品、配線など
が元どおりになっているか、またサービスした個所
の周辺を劣化させてしまったところがないかなどを
点検し、外部金属端子部と、電源プラグの刃の間の
絶縁チェックをおこなうなど、安全性が確保されて
いることを確認してください。
サービス、点検時には次のことにご注意願います。
注 意
安全上重要な部品について
(絶縁チェックの方法)
電源コンセントから電源プラグを抜き、アンテナ
や、プラグなどを外し、電源スイッチを入れま
す。500V絶縁抵抗計を用いて、電源プラグのそれ
ぞれの端子と、外部露出金属部〔アンテナ端子、
ヘッドホン端子、マイク端子、入力端子など〕と
の間で、絶縁抵抗値が1MΩ以上であること、この
値以下のときは、セットの点検修理が必要です。
本機に使用している多くの電気部品、および機構部品
は安全上、特別な特性を持っています。この特性はほ
とんどの場合、外観では判別つきにくく、また、もと
の部品より高い定格(定格電力、耐圧)を持ったもの
を使用しても安全性が維持されるとは、限りません。
安全上の特性を持った部品は、このサービスマニュア
ルの配線図、部品表につぎのように表示していますの
で、必ず指定されている部品番号のものを使用願いま
す。
(1)
配線図…
(2)
部品表… マークで表示しています。
マークで表示しています。
指定された部品と異なるものを使用し
た場合には、感電、火災などの危険を
生じる恐れがあります。
注 意
安全上重要な部品について