Anest Iwata ZP2-H15, Инструкция по эксплуатации, Страница: 3 / 8

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保守・点検
・ 安全にご使用いただくための警告事項の機器誤用の項目に従い、圧力を完全に逃がしてから作業してください。
・ 十分理解され、熟達された方が行ってください。
・ 腐食を防ぐために PH 値は 6〜8 の洗浄液をご使用ください。
保守時の作業手順
重 要
1.残った塗料を他の容器に移した後、液剤通路及び空気キャップ ASSY の洗浄を行
います。液剤通路の洗浄は少量のシンナーを吹き付けて行います。
1. 洗浄不良はパターン形状や粒子の不具合の原因となります。
特に二液塗料をご使用後は素早く入念に洗浄してください。
2.各部の洗浄はシンナーで浸したブラシで行い、ウエス等でふき取ります。
2. スプレーガン全体及び空気キャップASSY をシンナー等の液中に浸さないでくだ
さい。長時間浸漬した場合、構成部品の損傷の原因となります。
尚、洗浄時には空気キャップASSY、ノズル先端、ノズル各噴出穴及びニードル弁
ASSY は絶対にキズを付けないでください。
3.分解する前には液剤通路内部を十分洗浄します。
ノズル分解時工具はメガネレンチ、ボックスレンチ又は別売りの専用スパナ
（コード
No.93538601 ）を使用してください。
3. ノズルの着脱する時は、シート部保護のため引金を引き、ニードル弁ASSY を引い
た状態で行ってください
。
4.ニードル弁パッキンセットを調節する時は、ニードル弁 ASSY を挿入したままで
一旦、手で締め込みます。手で締まった所からスパナで再度締め込みます。スパ
ナで締める目安は、手で締まった所から
1/6 回転程度です。
ニードル弁パッキンセット交換時、先端部分が本体
に残る場合がありますので確認してください。
4. ニードル弁パッキンセットは締め過ぎるとニードル弁ASSY の動きが悪くなり塗料
の先端漏れの原因となります。固く締め過ぎないように、引金を引きながら、ニード
ル弁ASSY の動きを確認しつつ、調節してください。
万が一、締め過ぎてしまった時は、ニードル弁パッキンセットを完全に緩めてから、
もう一度締め直してください。
5.パタン調節装置及び空気量調節装置の着脱の時は各々の調節装置を全開にして
から本体セットにねじ込みます。
5. 全開でないと、パタン調節装置及び空気量調節装置の先端が本体セット先にぶつ
かり、損傷の原因となります
。
6.ニードル弁ばねASSY を取り付けの際は、樹脂部品がニードル弁ASSY と反対方向
になるようにしてください。
6. 逆向きに取り付けると引金荷重が重くなる等、正常に作動しない原因となります。
点 検 箇 所 部 品 交 換 基 準
1. 空気キャップASSY 及びノズル各穴の通路 つぶれ、変形がある場合は交換
2. パッキン、Ｏリング類 変形、摩耗の場合は交換
3. ノズル、ニードル弁ASSY 間のシート漏れ ノズル、ニードル弁 ASSY の洗浄を十分行っても、漏れがある場合は交換。
パ タ ー ン 原 因 対 策
息切れ
1） ノズルと本体のテーパシート間より空気が混入。
2） ニードル弁パッキンセットからのエア吸込み。
3） 液剤容器取り付けナット又は液剤ホース継手部よりの空気の混入。
1） ノズルを外し、シート部を清掃した上で再度取付けてください｡尚、シ
ート部にキズがある場合はノズルを交換してください｡
2） ニードル弁パッキンセットの締め増しを行ってください。
3） 継手部の締付けを確かめ完全にしてください 。
三日月
1） 角孔｛キャップ先端の角部分（突起部）にあいている孔｝に塗料等の
固形物が詰まり両角孔からの空気の強さが異なる。
1） 角孔の固形物を除去してください。この際、付属の掃除用ブラシを使用
し、金属類のものは使用しないでください。
かたより
1） ノズル先端の外周及び空気キャップ ASSY 中心に固形物が付着し
ている。又はキズがある。
2） ノズル取付けが悪い。
1） ゴミ・固形物が付着している場合は、除去してください。又、キズがあ
る場合は、その部品を交換してください
｡
2） ノズルを外し、シート部を清掃した上で再度取付けてください。
中くびれ
1） 塗料の液温が低い(冬場は特に注意が必要)。
2） 塗料が酸化（増粘）している。
3） 塗料噴出量が多すぎる。
4） パターン空気圧力が高い 1） 塗料の液温が 20℃以上〜30℃未満になるようにしてください。
2） 塗料を新しいものに切り替えてください。
3）
塗料調節つまみを右に回し噴出量を少なくしてください。
4） パタン調節装置を右に回しパターンを縮めてください。
中高
1） 塗料の液温が低い(冬場は特に注意が必要)。
2） 塗料が酸化（増粘）している。
3） 塗料噴出量が少なすぎる。 1） 塗料の液温が 20℃以上〜25℃未満になるようにしてください。
2） 塗料を新しいものに切り替えてください。
3）
塗料調節つまみを左に回し噴出量を多くしてください。
スピット
1） ノズル先端および空気キャップ中心孔・角孔周りの塗料付着。
2） ノズル・ニードル ASSY のシート不良。
3） 一段吹き（空気のみ噴出）代の減少。
4） 空気キャップ ASSY 内部の塗料汚れ 1） 定期的にノズルおよび空気キャップの洗浄を行ってください。
2） ノズルニードル ASSY の洗浄又は交換をしてください。
3） ノズルニードル ASSY の交換をしてください
。
4） 空気キャップASSY の洗浄をしてください。
状況 発生箇所 チェック箇所 原因
締め
増し
調整 洗浄
部品
交換
塗料漏れ スプレーガン
先端部 ノズル 〜 ニードル弁ASSY シート面のゴミ・キズ・摩耗 〇 〇
塗料調節つまみの緩めすぎ 〇
ニードル弁ばねのヘタリ 〇
ノズル 〜 本体セット 締め付け不良 〇
シート面のゴミ・キズ 〇 〇
ニードル弁ASSY 樹脂部品
ニードル弁ばねASSY