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アイピースの洗浄と交換
アイピース(全構造)は、双眼鏡から取り外し、交換、洗浄することができ
ます。
クリック音がするまで、アイピース
(図 1/2)
を回し、上にひきだします。そ
して、先ほどと同じ方向にネジを回し、緩めることで、アイピースを取り外し
ます。洗浄、または交換後、クリック音がするまで、アイピースを、右(時計
回り)に回し、一番低いポジションに設定してください。引き続き、双眼鏡に
設置されたアイピースが、クリック音をさせるまで、右に回し、固定します。
眼幅調整(瞳孔間距離)
広角な画像を両眼でとらえることができるように、双眼鏡の中心部の軸受けを
使い、折り曲げることで、眼幅を調整します。
ピントの調節
この双眼鏡には、フォーカスノブ
(図 1/3)
とダイヤル調整
(図 1/1)
が装備
されています。
まず、右目を閉じて、フォーカスノブ
(図 1/3)
を使い、双眼鏡の左眼部分の
ピントを調節してください。その後、必要であれば、左目を閉じ、ダイヤル調
整
(図 1/1)
で微調整してください。
ダイヤル調整には、『+』『–』で数字が表記されており、調整の指標となりま
す(様々なユーザーのピント調整)。
注意:片目ずつピントを調節する際、常に同じ対象物を見て、両眼とも同じ解
像度になるように、調節してください。上記手順でピント調節を行った後、様
々な距離の対象物を観察する場合は、フォーカスノブ(図 1/3)だけでピント
調節することができます。
持ち運び用ストラップおよびキャップの取り付け
ストラップ、接眼レンズキャップ、対物レンズキャップが付属品として同封さ
れています。
図 2 + 3 + 5
に示されている手順で、双眼鏡のストラップ取り付け
部に、ストラップを、取り付けてください。
対物レンズキャップ取り付け用ストラップは、対物レンズキャップ(右側ある
いは左側)に直接取り付けることができます。キャップに取り付けたストラッ
プは、本体の、持ち運び用ストラップや、ストラップ取り付け部に、取り付け
てください。
注意:接眼レンズキャップのホールに、持ち運び用ストラップを通し、簡単に
本体に取り付けることができます。緩めたり引っ張ったりすることで、ストラ
ップの長さを調節し、図 3 のように取り付けます。もう片方も同じ手順で取り
付けます。あるいは、接眼レンズキャップを、片方のストラップにだけ、取り
付けることも可能です。
接眼レンズの使用
接眼レンズキャップは、アイピースを覆うように設置します。双眼鏡を使用す
る前に、接眼レンズキャップを、人差し指を使って取り外します。
対物レンズの使用
対物レンズキャップは、対物レンズを覆うように設置します。双眼鏡を使用す
る前に、対物レンズキャップを、人差し指を使って取り外します。
三脚への設置
CONQUEST HD シリーズは、ユニバーサル型 Carl Zeiss 三脚アダプターを使
い、市販のカメラ用三脚に固定することができます。
Carl Zeiss の三脚、Binofix 双眼鏡三脚アダプターの品番は、『CONQUEST
HD のアクセサリー』をご覧ください。
お手入れ、メンテナンス
この双眼鏡には、Carl Zeiss LotuTec
®
コーティングが施されています。この大
変効果的な保護コーティングは、レンズの汚れを防ぎ、水滴を球状にしてはじ
くことで、撥水効果を発揮します。汚れがつきにくく、どんな汚れも、簡単に
取り除くことができます。LotuTec
®
コーティングの耐久性は大変高く、摩耗に
より剥離する心配がありません。
レンズ表面のお手入れには、同封の Carl Zeiss レンズクリーニングクロスをご
利用ください。油分、指紋、汚れなどを簡単に取り除くことができます。砂な
どの粒子の大きな汚れがレンズに付着した場合は、クロスで拭き取らず、息を