各部の名称と機能
215
XMV4280/XMV4140/XMV4280-D/XMV4140-D
取扱説明書
@4
アナログ入力端子
ユーロブロック3ピンのアナログ音声入力用の端子です。
アナログ入力端子から音声信号を受信するときの設定は
「フロントパネル操作」(223ページ)を参照してくださ
い。
ユーロブロックの取り付け方については「接続と設定」
の「アナログ入力端子(ユーロブロック)に接続する」
(216ページ)を参照してください。
@5
[SPEAKERS]ディップスイッチ
XMVに搭載されているアンプを2チャンネル単位で設定
するためのディップスイッチです。
スイッチ1から4はCおよびDチャンネル、スイッチ5か
ら8はAおよびBチャンネルの出力の設定に対応してい
ます。
以下の項目をこのスイッチで設定します。各設定におけ
る出力端子に出力される信号は以下のとおりです。
「各端子の出力」では、G:グラウンド、Nrm:ノーマル出力、
Inv:インバーテッド(反転)出力、N/A:使用不可(接続禁止)
を示します。
* この設定にするとダブルパワーモードになり、BおよびDチャ
ンネルの入出力が無効になります。
ローインピーダンス接続/ハイインピーダンス接続
(スイッチ1と5)
ローインピーダンス接続かハイインピーダンス接続か
で設定を変えます。接続されるスピーカーやスピー
カーのつなぎ方に合わせてください。接続の詳細につ
いては、「ハイインピーダンス接続とローインピーダン
ス接続」(230ページ)を参照してください。
インピーダンス (スイッチ3と7)
ローインピーダンス接続のときに接続するスピーカー
のインピーダンスに合わせて設定を変えます。スピー
カーの仕様を確認してください。
たとえば8Ωのスピーカーを2台、パラレル接続でつ
なげるとインピーダンスの合計は4Ωになります。
ダブルパワーモード (スイッチ4と8)
ローインピーダンス接続のときのアンプからの出力を
設定します。280W{140W}にすると両チャンネルの
入出力が有効になります。560W{280W}にするとア
ンプからの出力が倍になりますが、BおよびDチャン
ネルの入出力が無効になります。
70V/100V (スイッチ2と6)
ハイインピーダンス接続のときのアンプからの最大出
力電圧(Vrms)を設定します。
@6
[SPEAKERS]出力端子
バリアストリップタイプのスピーカー出力端子です。バ
リアストリップへの取り付け方については「接続と設定」
の「スピーカーケーブルを接続する」(218ページ)を参
照してください。
@7
[REMOTE]端子
全チャンネルのミュートのオン/オフ、電源のスタンバ
イ/オンを外部から操作するためのユーロブロック3ピン
端子です。詳細については「[REMOTE]端子と[FAULT
OUTPUT]端子」(221ページ)を参照してください。
@8
[FAULT OUTPUT]端子
機器に致命的な異常が発生したときに、外部機器をコン
トロールするためのユーロブロック3ピン端子です。ア
ンプが正常に動作しているときはNCとCが短絡し、異常
が発生したときはNOとCが短絡します(221ページ)。
異常が発生したときは、[PROTECTION]インジケー
ター
w
が橙色に点灯します。
@9
[AC IN]端子
付属の電源コードを接続します。まずこの機器と電源
コードを接続し、次に電源プラグをコンセントに差し込
みます。
内容
アンプ出力
形式
スイッチ 1〜4
(C、Dチャンネル)
スイッチ 5〜8
(A、Bチャンネル)
各端子の出力
A、C
チャンネル
B、D
チャンネル
+
‒
+
‒
ローインピーダンス接続
280W{140W}、
8Ω
アンバランス
出力
Nrm
G
G
Inv
560W{280W}*、
8Ω
バランス出力
(BTL)
Nrm Inv
N/A N/A
280W{140W}、
4Ω
アンバランス
出力
Nrm
G
G
Inv
560W{280W}*、
4Ω
アンバランス
出力
Nrm
G
N/A N/A
ハイインピーダンス接続
70V、
250W{125W}
バランス出力
(BTL)
Nrm Inv Nrm Inv
100V、
250W{125W}
バランス出力
(BTL)
Nrm Inv Nrm Inv
NOTE
• 設定は、電源をオフにしてから変更してください。電源
がオンの時に設定を変更しても、一度電源をオフにしな
いと設定の変更が反映されません。
• 異なるチャンネルのマイナス端子同士を接続しないでく
ださい。誤動作の原因になります。
• BTL接続については、「BTL(Balanced Transformer
Less)接続」(231ページ)を参照してください。
NOTE
異なるチャンネルのマイナス端子同士を接続しないでくだ
さい。誤動作の原因になります。
注意
電源コードを接続したり、取り外す前に必ず電源をオフに
してください。