リファレンス編
各部の名称と機能
MG206C-USB/MG166CX-USB/MG166C-USB 取扱説明書
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1
MIC入力端子
XLRタイプのバランス型マイク入力端子です。(1:グラウン
ド、2:ホット、 3:コールド)
2
LINE入力端子 (モノラルチャンネル )
TRSフォーンタイプのバランス型ライン入力端子です。 (T:
ホット、R: コールド、S:グラウンド)
アンバランス型フォーンプラグを接続することもできます。
3
LINE入力端子 (ステレオチャンネル )
フォ ーンタイプのステレオの アンバランス型ライン入力 端子
です。
4
LINE入力端子
RCAピンタイプのステレオのアンバランス型ライン入力端
子です。
ひとつのイ ンプットチ ャンネルで 複数の端子 を同時に使 用
することはできません。どちらか一方の端子だけをご使用く
ださい。
5
INSERT 端子
各モ ノラルインプットチャ ンネルの、イコライザーとフ ェー
ダーの間に設けられた入出力端子です。
お手 持ちのグラフィックイ コライザーやコンプレッ サー、ノ
イズフィルターなどをチャンネルごとに接続できます。
INSERT 端子は、TRS(チップ、リング、スリーブ) 型のフォー
ン端子を利用した双方向の接続となっています。
接続には下 図のような 特殊なイン サートケー ブルが必要 で
す。別売のヤマハインサートケーブルYIC025/050/070
などをご使用ください。
INSERT 端子から 出力される信号の位相は、逆相と なりま
す。エフェクターなどのように、INSERT 端子で入出力を行
なう場合は問題ありません。この端子を使って外部機器へ信
号を出力す る場合は、ほ かの信号と の位相に ご注意くだ さ
い。逆相により、必要な音が抜けてしまうことがあります。
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GAINコントロール
入力信号のレベルに応じて感度を調整します。
信号の最大入力時に PEAKインジケーター
9
が点灯する程度
に設定すると、S/N とダイナミックレンジのバランスがとれ
た良好な状態になります。
–
60 〜
–
16 はマイク入力の調整レ
ベルを表し、
–
34〜+10 はライン入力の調整レベルを表しま
す。
7
(ハイパスフィルター ) スイッチ
ハイパスフィルターのオン /オフを切り替えます。スイッチを
押すとハイパスフィルターがかかり、 80 Hz以下の周波数帯
域を 減衰させます。ただしステレ オインプットチャンネ ルの
ライン入力
34
では、ハイパスフィルターがかかりません。
8
COMPコントロール
コ ンプレッサー のかかり具 合を調節し ます。COMP コン ト
ロー ルを右に回すと、圧縮効果だ けでなく出力レベルも 自動
的に 調整されます。過大入力を圧 縮して信号を歪ませず に全
体の音圧を上げることができます。
COMPコント ロールのレベルを上 げすぎると出力レベ ルが
上がるため、ハウリングしやすくなります。少し抑えて設定
してください。
9
PEAKインジケーター
イコ ライザー後のピークレベ ルを検出し、クリッピング の手
前 3 dB に達すると赤く点灯します。
XLRが併設されたステレオインプットチャンネルは、イコラ
イザー後および MICアンプ後のピークレベルを検出し、どち
らかの信号がクリッピングの手前 3 dBに達すると赤く点灯
します。
0
EQ(イコライザー : HIGH、MID、LOW)
3 バンドイコライザーで、各チャンネルの高域、 中域、低域
を調 整します。ツマミを ▼ の位 置にするとフラットな 特
性と なります。ツマミを右に回す とその周波数帯域が増 幅さ
れ、左に 回すと減衰されます。ま た、モノラルチャンネル で
は、中域の基準周波数を MID フリケンシーコントロールで調
整できます。
各帯域のイコライザータイプ、基準周波数、 最大可変幅は下
記のとおりです。
* モノラルチャンネルの場合は、250 Hz 〜5 kHzで調整できます。
ツマミの位置を中央に合わせたときは、2.5 kHzになります。
NOTE
NOTE
INSERT I/O端子へ
外部プロセッサーの
入力端子へ
チップ:OUT
チップ:IN
外部プロセッサーの
出力端子へ
スリープ( グラウンド)
リング:IN
チップ:OUT
バンド
タイプ
基準周波数
最大可変幅
HIGH
シェルビング
10 kHz
±15 dB
MID
ピーキング
2.5 kHz*
LOW
シェルビング
100 Hz
NOTE