©2021 Cascade Designs, Inc. #34-287
警告
• Icon バックシステムは、背パイプが丸く、直径 25 mm 以下の車椅子でのみご使用いただけるよう設計されています。背パイプ
を所定の位置に維持できる場合、車椅子にはスタビライザーバーは必要ありません。適合品を使用しない場合、バックシステム
や車椅子が損傷したり、重大な傷害をもたらす可能性があります。
• シムを取り付ける前に、背パイプを完全に清掃してください。背パイプにグリース、油、その他の残留物がついていると、シムが
滑る恐れがあります。シムが滑ると、器具の破損や重大な負傷の恐れがあります。
• 説明書のとおりにケインブラケットシムを取り付けないと、器具の破損や重大な負傷の恐れがあります。
自動車での移動における安全性の警告:
車椅子から降りて自動車メーカー装備の座席に座り、自動車衝突試験済みの乗員拘束システムを使用することが最も安全
です。自動車に装備されている乗員拘束システムを適切に使用しないと、重傷や死亡に至る場合があります。
• ANSI RESNA WC-20 および ISO 16840-4 規格は、個々のシーティングシステム部品には適用されないとみなされています。
これらの規格は、座面やバックサポートを特定の設定の下で同時に使用した場合に、シーティングシステム全体に対して適用
されるものです。
• 46 cm 幅の Icon Tall バックサポートおよび幅 46 cm x 奥行 46 cm の Evolution シーティングシステムは、代用車椅子フレーム
に装着された状態で ANSI RESNA WC-20 に定められた試験方法により行われた衝突試験に合格しています。
• 販売店がVARILITE 製品を自動車による移動で使用するためにセッティングする場合、十分な能力を有するシーティング専門家
がリスクアセスメントを行う必要があります。
注意
• Icon Back Mid および Icon Back Tall は、VARILITE PAL および Fixed Lateral Support と互換性があります。バックサポートを側胸
サポート (Lateral) と併用する場合、安全上および使用上の情報について、Lateral に同梱された取扱説明書をお読みください。
• クッションの最適な品質の確保とフォームがその機能を完全に発揮できるよう、VARILITE は最低 1 週間に 1 度、一晩中バルブ
を開放して VARILITE バッククッションを完全に膨らませることを推奨します。再度クッションを使用する際には、「クッション
の設定と調節」手順を繰り返してください。
バックサポートの初期設定
構成部品
バックシステムの組立、調整、使用前に、各部について十分に理解してください。
組立および取付
車椅子の幅に合わせて、または望ましいバックサポートの位置に取り付けるには、調整が必要になる可能性が
あります。
使用者が車椅子に座る前に、以下の手順に従ってください。
1.
車椅子バックの最適な高さを決定します。
2.
ケインブラケットを車椅子の左右の背パイプに取り付けます。このときホルスターが向き合い、
スライドキャップが後方に開いた状態になるようにしてください。
3.
2 つのケインブラケットを平行で水平になるように調整し、ケインブラケットが動かない程度に
ケインブラケットのネジを締めます。
4.
スライドブラケットのネジを緩めます。
5.
スライドブラケットがしっかりホルスターに固定されるようにバックを挿入します。
6.
ケインブラケットとスライドブラケットのネジを 4.5 N・m の力で締めます。
7.
左右のスライドキャップをシェル方向にスライドさせて閉めます。
取り付けにシムが必要な場合は、以下の表に示された推奨寸法を参照して、シムが
図
B
の方向に
向くようにしてください。
ケインブラケットシムの適切な寸法
背パイプの寸法
シムの寸法
金具に同梱
22 mm (7/8 インチ)
3 mm (1/8 インチ)
はい
19 mm (3/4 インチ)
6 mm (1/4 インチ)
はい
カバー
ケインブラケット
ホルスター
シェルブラケット
スライドブラケット
パーマネント
マウントホール
スライドキャップ
クッション
シェル
調整プレート
スライドブラケット
ネジ
シェルブラケット
ネジ
シェルブラケット
ネジ
ケインブラケット
ネジ
JA
Icon
™
Back System / JUNIOR Back Support
取付説明書
図
B
正しい使用方法
誤った使用方法