54
Elite PCTS
テスター操作説明書
pH
校正
校正は定期的に行う必要があります。できれば週に一度行ってください。
USA
または
NIST
緩衝標準液セットを
使用して、最大
3
ポイントの校正を行うことが可能です。
1.
テスターのスイッチがオフの場合は、
を押してオンにします。
2.
電極を
pH
標準緩衝溶液に約
2 cm
~
3 cm
浸します。
3.
を押して、校正モードに入ります。
[CAL (
校正
)]
インジケーターが表示されます。上
段の表示には、前回の校正に基づいた測定値が表示され、下段の表示には、
pH
標準緩衝
溶液が示されます。
注記:
すべてのテスターは、校正モード中は二重表示になります。校正を中止するには、
を押して終了し
ます。
4.
テスターの測定値が安定するまで約
2
分間待ちます。この間、タイマー
アイコンが点滅
します。測定値が安定すると、タイマーの点滅は停止します。緩衝液が検出されると自
動確認が実行され、表示部は、
pH
標準緩衝溶液に対して校正された測定値を示す測定ウ
ィンドウに戻ります。
5.
必要に応じて、他の緩衝液について繰り返します。次の緩衝液に浸す前に、電極をすす
ぎます。
伝導率、
TDS
、または塩分の校正
最良の結果を得るには、測定を行う前に、精度の高い標準を用いて定期的に校正を行うことが推奨され
ます。目的の試料の値に近い、校正標準の値を使用します。テスターには、電源がオフになった時点の
各モード
(
伝導率、
TDS
、塩分
)
の校正値一つが保持されます。導電率値は、自動または手動で校正でき
ますが、
TDS
値および塩分値には手動校正が必要です。テスターは、電源がオフになった時点の測定モ
ードを開始します。希望のパラメータ―に変更するには、「測定パラメーターの設定」を参照してくだ
さい。
伝導率の自動校正
1.
キャップを取り外し、
を押して電源をオンにします。
2.
センサーを
30 mm
以上の校正標準液に浸します。
3.
優しくかき混ぜて、
を押し、校正を開始します。
4.
表示部に「
CAL
」が表示され、続いてデフォルトの値が表示されます。校正モード中、表示部に
CAL
が表示されます。
5.
測定値が自動的に認識される標準値の校正範囲内ー
80 (84 μS/cm)
、
1410 (1413 μS/cm)
、または
12.90
(12.88 mS/cm)
ーにある場合、自動校正標準値が検出されると、
アイコンが表示されます。
6.
を押して自動導電率標準値を確定し、校正を終了します。
7.
表示部は測定ウィンドウに戻ります。
CAL
CAL
µS/cm
844
1413
CAL
Place the tester
in the calibration
STD to start
or press to
escape.
COND
µS/cm
844
23.5 °C
7.01
25.5°C
CAL
7.45
7.01
pH
CAL
Place the tester
in the buffer to
start or press
to escape.
pH
pH