使い方
4-1 ガラス製作業台の使用
(1) 作業台は指先でくぼみから直接持ち上げることができます。
(図1)。
4-2 フォーカス機構のきつさの調整
(1) フォーカス機構のきつさを調整するには、一方のハンドルを手で持ち、もう一方のハンドルを回転させます。
きつさは、ハンドホイールの回転方向によって異なります。時計回りに締め、反時計回りに緩めます (図 2)。
(2) フォーカス機構のきつさを適切に調整することで、顕微鏡本体の観察時にブラケットと一緒に顕微鏡が滑り落ちる
のを防ぎ、ピント合わせをより快適にすることができます。
4-3 検体の配置
(1) 試験片をガラス作業台の中央に置き、必要に応じてプレスシートで試験片を押します。
(B) 照明器を使用して標本を照らします。
4-4 視度調整とピント合わせ
(1) ズームハンドルを最大倍率まで回します。
(2) 視度調整リングを 0 目盛線の位置まで回します。
(3) 右側の接眼レンズで観察し、像がはっきりしない場合は、ピント合わせハンドルを回して標本像を鮮明にします。
(4) ズームハンドルを最小倍率まで回します。
(5) 右側の接眼レンズで観察し、画像が鮮明でない場合は、右の視度調整リング②を回して標本を鮮明にします(図3)。
(6) ズームハンドルを再び最大倍率まで回します。 右側の接眼レンズで観察し、画像がはっきりしない場合は、上記の
3 ~ 5 の手順を繰り返すと、視度調整をより正確に行うことができます。
(7) ズームハンドルを最小倍率まで回します。 左の接眼レンズを通して観察し、画像がはっきりしない場合は、左の視度
調整リング①を回して画像を鮮明にします (図 3)。
4-5 瞳孔間距離の調整
(1) 左右のプリズムボックスを手で持ち、左右のプリズムボックスを図 4 の矢印の方向に両眼観察が快適になるまで
回します。
4-6 アイカップの使用
(1)メガネをかけていない方は、視度調整リングが回らないように手で保持してください。 接眼レンズを回転させるこ
とで、アイカップが観察者の目にフィットしやすくなります。
(2) メガネをかけている人は、アイカップを外して観察することができます。
4-7 レチクルの取り付けと取り外し
(1) 接眼レンズからプレッシャーリングを外します (図 5)。
(2) レチクル①を清掃する。 レチクルの彫刻面を下に向けて、プレッシャーリングにはめ込みます (図 5)。
(3) レチクルを装着したプレッシャーリング ② をアイピースにねじ込みます。
(4) レチクルを分解するには、接眼レンズの押さえリング③を外し、レチクルを取り出し、きれいな紙に包んで保管して
ください。
4-8 照明器具の設置
(1) イルミネータ アセンブリのボスを、対物レンズに面するリング LED ブラケットに挿入し、ネジを締
めます (図 6)。
4-9 光路の選択
(1) レバーを前後に動かして、両眼観察と撮影を切り替えます。 レバーを外側に動かすと写真や動画
(撮影と録画を選択する際に、目視検査も同時に行うことができます)、逆に内側に動かすと両
眼観察になります。 どの光路を選択しても、レバーを最後まで動かす必要があります (図 7)。
4-10 撮影用チューブと撮影用接眼レンズを組み立てる
(1) ダストカバーを外し、カメラコネクタ部のネジを外します。
(2) 三眼アイピースのアイピースホルダーに撮影用接眼レンズを挿入します。
(3) カメラチューブを三眼アイピースのアイピースホルダーに取り付け、固定ネジを締めます (図 8)。
4-11 ベースの透過照明の明るさを調整する
(1) ベースのアイコン①で示されているように、明るさ調整ノブを回し、時計回りに回して明るさを上げ、逆に回して明
るさが下がります (図 9)
5-1体視顕微鏡
(Figure 1)
(Figure 2)
(Figure 3)
(Figure 4)
(Figure 5)
(Figure 7)
(Figure 6)
(Figure 8)
(Figure 9)
接眼レンズ 標準配置
対物レンズ付き
0.5X 1.5X 2X
作業距離100mm
作業距離165mm
作業距離45mm
作業距離30mm
倍率
視野範囲 倍率
視野範囲 倍率 視野範囲 倍率 視野範囲
10X/20
7X
28.6
3.5X
57.1 10.5X 19 14X
14.3
45X
4.4
22.5X
8.9 67.5X 3 90X
2.2
22