第 1 章
トラブルシューティング
1-1.
自己診断機能
1-1-1.
自己診断機能について
本機の動作に不具合が発生した場合,自己診断機能が働き,LCD 画面にアルファベット 1 文字と数字 4 桁
が表示され点滅します。この 5 文字の表示を自己診断コード表と対照して,対応者分類,不具合の生じたブ
ロックの分類および不具合の詳細を確認することができます。
過去に発生した不具合の履歴は Adjust Manual の DATA タブにある“Usage and Diag record”で確認するこ
とができます。
自己診断機能については取扱説明書にも掲載されています。
1-1-2.
基板について
本機で使用している基板の主な機能は以下の通りです。
基板
機能
CM 基板
イメージャー
MM 基板
内蔵メモリー
WF 基板
ワイヤレス LAN モジュール
PJ 基板
プロジェクター
LD 基板
PITCH/YAW 角速度センサー,レンズ駆動
VC 基板
CPU,電源,ROLL 角速度センサー,その他機能
1-1-3.
自己診断コード表
自己診断コード
症状/状態
対応/方法
対
応
者
ブロック
機能
詳細
コード
C
0 4
0 0
標準以外のバッテリを使用して
いる。
インフォリチウムバッテリを使用する。
C
0 6
0 0
バッテリが高温になっている。
バッテリを交換するか,バッテリを涼しい所に置く。
C
1 3
0 1
フォーマットしていないメモ
リーカードを入れた。またはメ
モリーカードが壊れている。
メモリーカードをフォーマットする。
新しいメモリーカードに交換する。
C
1 3
0 2
*1
アクセスエラー
電源を外し,再度入れ直してから操作する。
C
1 3
0 3
*1
アクセスエラー (外部メディア)
電源を入れ直す。
C
1 3
0 4
*1
ドライブの異常 (外部メディア)
電源を入れ直す。
C
3 2
6 0
フォーカスが合いにくい
(フォーカスの初期化ができな
い)
電源を入れ直す。復帰しない場合,レンズブロックの
フォーカス制御系信号の異常が考えられる。
症状がレンズ・基板のどちらに起因するか確認し不
具合があるものを交換する。
E
2 0
0 0
フラッシュメモリが書き換えら
れている
フラッシュメモリのデータを元の値に戻す。
*2
E
3 1
0 0
*1
ドライブの異常
電源を入れ直す。
次へ続く
*1: このコードの機能は本機には実装されていません。
*2: Adjust Station から Adjust Manual を起動し,ADJUST タブにある“Destination data write”を実施してください。
FDR-AX30/FDR-AX33/FDR-AXP33/FDR-AXP35
1-1
Summary of Contents for FDR-AXP33
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