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DSLR-A350_L2
1-1. 各種薬品の取り扱いについて
現在使用されている薬品の中には揮発性の高い薬品もあります。
それらを不用意に取り扱い蒸発させてしまうと,環境や健康へ影響を与えたり,資源の無駄使いになります。
各種薬品は,下記の点に注意して取り扱ってください。
・ 保管場所を定め,高温になったり直射日光の当たらない場所に密閉して保管してください。
・ 小分け(ハンドラップ等)する数は必要最小限に留め,容器による自然蒸発を防いでください。
・ 作業に使用しない時は,必ずキャップ等をして自然蒸発を防いでください。
・ 薬品を使用する回数を極力少なくし,使用する場合は使用する量だけ容器より出して受け皿に残さないようにしてくだ
さい。
1-2. 樹脂系部品の取り扱いについて
本機に使用されている樹脂系の部品は,下記の点に注意して取り扱ってください。
・ 清掃には薬品を使用せず,清掃紙や清掃布を使用してください。
やむを得ず汚れがひどくて薬品を使用する場合は,シンナー,ケトン,エーテルは使用しないでください。
・ 各部品の取り付けには指定されたねじを使用し,部品に対して垂直に取り付けてください。
また,ねじを締め付ける時は,無理な力を加えないでください。
1-3. 無鉛半田について
本機には無鉛半田が使用されています。
無鉛半田を使用している基板には,無鉛(Lead Free)を意味するレッドフリーマークがプリントされています。
(
注意:
基板サイズによっては,無鉛半田を使用していてもレッドフリーマークがプリントされていないものがあります)
:レッドフリーマーク
無鉛半田は,下記の点に注意して使用してください。
・ 半田こてのこて先温度は約350℃に設定してください。
温度調節が無理な場合は,高温短時間で作業を行ってください。
注意:
半田こてを長く当てすぎると,基板のパターン(銅箔)がはがれてしまうことがありますので,注意してくださ
い。また,従来の半田よりも粘性が強いため,IC端子などが半田ブリッジしないように注意してください。
・ 半田こてのこて先は,必ず無鉛半田用と有鉛半田用に分けて管理してください。
無鉛半田と有鉛半田が混在すると剥離現象が発生してしまいます。
1. SERVICE NOTE