
13
内部の変更
内部の変更
この装置内には、生命に危険な高電圧が存在します。内部には、ユーザー
が整備できる部品はありません。アフターサービスおよび変更については
全て有資格のサービス技術者にお問い合わせください。
分解
内部の変更のため、プリント回路基板(プリント基板)にアクセスする場合
は、以下のステップで行います:
1. 電源コードのプラグを抜きます。
2. フロントパネルからノブおよびリテーナー
ナットを外します(図2を参照)。
Knob Assembly
図2
3. バックパネルの各隅のスクリュー4個を外します。
4. フロントパネルの各下隅のスクリュー2個を外します。
5. バックパネルとプリント基板をシャーシ
の後ろからスライドさせます。
SCM268を組み立て直す際は、ノブリテーナーナットを強く締めすぎないでくださ
い。ナットを固定するのに必要な最小限の力(0.6~0.8 N m (5~7 in lb))だけを加えて
ください。力を加えすぎると、内部コンポーネントが損傷することがあります。
ローカットフィルタ
特定のチャンネルで内蔵型ローカットフィルタをバイパスするには、特定
の抵抗を取り除き、10F ~33Fのコンデンサーをプリント基板の特定の
場所に接続します(極性は関係ありません)。次の表をご参照ください。
チャンネル
抵抗を取り除く箇所:
0 µ F~33 µ F
のコンデンサー
を接続する位
置:
1
R18
X17
2
R28
X27
3
R38
X37
4
R48
X47
ローカットフィルタの特定のコーナー周波数を選択するには、目的のチャ
ンネルについて上記で指示されている抵抗R18、R28、R38、またはR48
を取り除きます。そして、対応するプリント基板の位置(X17、X27、X37
、またはX47)に、特定の容量のコンデンサーを接続します(極性は関係あ
りません)。望ましいコーナー周波数を得るには、以下の式を使い、正し
いコンデンサー容量を選択します。
C = 26.5/F
ここで:
C = コンデンサー容量 ( µ F)
F = ローカットフィルタのコーナー周波数(-3 dB) (Hz)
以下の表は、最も一般的なコンデンサー容量のローカット周波数コーナー
を示しています:
コンデンサー容量(µ F)
ローカット周波数コーナー(Hz)
0.033
803
0.047
564
0.068
390
0.1
265
0.22
120
0.33
80
0.47
56
0.68
39
1.0
26.5
2.2
12
ファンタム電源無効
特定のマイクロホン入力のファンタム電源を無効にするには、以下の表に
示されている特定の抵抗を取り除きます。
チャンネル
抵抗を取り除きます:
1
R15
2
R25
3
R35
4
R45
Lineパッド
特定のマイクロホン入力に50 dBのラインパッドを挿入するには、特定の
抵抗を取り除いてプリント基板の特定の場所をはんだで短絡させます。次
の表をご参照ください。
チャンネル
抵抗を取り除きます:
はんだで短絡させる
場所:
1
R12, R13, R15
X11およびX14
2
R22, R23, R25
X21およびX24
3
R32, R33, R35
X31およびX34
4
R42, R43, R45
X41およびX44
Summary of Contents for SCM268E
Page 2: ......
Page 15: ...15 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 70dB A 18 I 19 20 21...
Page 18: ...18 SCM268E 4 MIC LEVEL INPUT 4 4 4 AUX LEVEL INPUT 4 SCM268E 4 3 2 1 CD 70 V P A...
Page 21: ...21 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 MAINS 17 70dB 18 CLASS I MAINS 19 20 21...
Page 24: ...24 SCM268E 4 MIC LEVEL INPUT 4 4 4 AUX LEVEL INPUT 4 SCM268E 4 3 2 1 CD AM FM 70 V P A AUX VCR...
Page 27: ......