
DRAWING No.EM7000 09-1306 2040 2040
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6-4-3 交流電圧(ACV~rms)
最大測定電圧 AC 750 V
1)測定対象
電灯線回路など正弦波交流の電圧を実効値(rms)で測ります。
2)測定レンジ
3/12/30/120/300/750 V以上の6レンジ
0
)
s
m
r
(
V
C
A
rms
3)測定方法
①テストリードの赤プラ
グを+入力端子、黒
プラグを-COM入力
子端に差し込みます。
②ファンクション切り
換えつまみを回して
ACV
~
rmsの最適レ
ンジに合せます。
③電源スイッチを入れ
ます(POWER-ON:
ランプが点滅する)。
④電気的メータ0位調整器(ZERO ADJ)つまみを回してメー
タ指針を赤色のACV(rms)目盛の0目盛線に合せます。
⑤測定2点間に赤黒それぞれのテストピンを接触させます(負荷
と並列接続)。交流の場合、テストリードの極性は無関係です。
⑥メータの指示を赤色のACV(rms)目盛にてV(ボルト)単
位で読み取ります。目盛数字はDCVと共通の黒色数字です。
⑦被測定回路からテストピンを外します。
⑧電源スイッチを切ります(POWER-OFF:ランプ消灯)。
●本器の交流ファンクションは正弦波交流の正負波高値間の
値(P-P値)を実効値に換算して指示するP-P整流方式を採
用しています。従って、正弦波交流のときのみ正しい実効
値を指示し、正弦波交流以外の波形の交流電圧測定では波
形に応じた指示誤差を生ます。なお、実効値が同じ2つの
波形の電圧でも正負波高値間の電圧が異なると違った値を
指示し、逆に、実効値が異なる2つの波形の電圧でも正負
波高値間が同電圧値であれば同じ値を指示します。
●高い周波数では指示誤差が増加します(9-3項を参照)。
●750 Vレンジの指示は0~120の目盛を10倍して読み取りますが、
750 V以上の測定は安全上、絶対にしないでください。
●過電圧印加後、入力を除いてもしばらくメータが振り切れた
状態が続きますが故障ではなく、数秒後0目盛に戻ります。
●3 Vレンジの使用時、テストリードの一方を被測定電源に接続
しただけでもメータが動作しますが、故障ではありません。
●インバータ電源回路の測定では誤動作することがあります。
⑤
④
①
②
⑦
⑦
コンセント
①
⑧
③
⑥
EM7000_08_和_再校 13.6.10 1:31 PM ページ12
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