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4. バックの形状をカスタマイズするには、お好みの形のフォームまたは袋を調達する
か、Otto Bock HealthCare社に当社製の骨盤ポジショニング・サポートキットをご
注文ください。腰椎ロールまたは仙骨ウエッジをコンパートメント内のお好みの位置
に挿入し、ホック側(図11-1)を挿入部の周り(図11-2)のループ側(図11-3)に押さえて
固定します。図11参照。
5. 使用者に後方に寄り掛かってもらいます。腰椎ロールと脊椎サポートの位置と機能
は、シーティング専門医に確認してもらわなければなりません。
6. 必要に応じて調整をします。
7. 装着感と機能を再確認します。
8. 外側のコンパートメントをスナップで止めます。
9. これでバックは使用準備完了です。
G. テイル伸展 (全バック対応)
バックが車椅子のグリップの高部に装着された場合、位置が高すぎてクッションが車椅
子からずれて外れてしまう恐れがあります。この問題を解消するよう、オプションとして
低テイル伸展をご利用いただけます。
注意: The Otto Bock社製テイル伸展は、Otto Bock HealthCare社に別注文してく
ださい。 品番: 476D20=TAIL-EXT.
1. D.カバーの外し方」に従い、カバーを取り外します。
2. 穴を合わせて、テイルスライドさせ装着します。
注意: カバーは使用者の背中に面し、プラスチックのテイルはBackの外側に装着しなけ
ればなりまん。
3. 図12のとおり、フランジリブナット2本をバックの内側から挿入し、テイルを脊椎ネジ
に挿入したら、しっかりときつく締めます。
4.「E.カバーの取り付け方」に従い、カバーを付け替えます。
H. ヘッドレスト付属品 (全バック用)
バックには、ヘッドサポート430F2、430F5、430F6及び430F7の備品を含み、Otto
Bock社製の全ヘッドレストスタイルを含む広範囲に渡る標準ヘッドレスト付属品をご使
用いただけるようデザインされています。図13にあるとおり、2セット穴のどちらかを選
んだら、以下のヘッドレストブラケット取付け方法に従い、機能の安全性と適正を確認し
てください。
1. 「D.カバーの外し方」の欄に従い、カバーを外してください。
2. ヘッドレスト装着ブラケットを脊椎の内側にある穴にそろえます。
3. 必要な穴の数を決め、ドリルで開けなければいけない穴がどれなのか確認します。
4. 1/4インチ (6 mm) ビットのドリルで図13のとおり、脊椎に穴をあけます。
5. 装着用部品を取付け、全てのネジをきつく締めます。ヘッドレストは、製造者の指示
に従って装着してください。
6. 必要に応じてヘッドレストを調節します。
7.「E.カバーの取り付け方」の欄に従い、カバーを取替えます。
お手入れ方法
フォームパッドのお手入れ (B1 のみ)
B1のセルフォームは、洗濯前に必ず取り除いてください。このパッドは、洗濯してはいけ