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ZFX-SR10-1

スマートセンサ

形 ZFX-C□□用

センサヘッド

© OMRON Corporation  

2008-2009

  All Rights Reserved. 

■各部の名称と機能

■フェライトコアの装着

■固定用治具の取付

(1)照明部

LED 照明部です。

(2)受光部

画像を取込みます。

(3)コネクタ

アンプユニットに接続します。

(4)センサヘッド固定用治具

センサヘッドを取付けるための治具です。

4 方向のどの側面にでも取付けることができます。

(5)ピント調整ボリューム

画像のピントを調整をするときに使用します。

(6)通気膜

前面パネルの曇りを防止します。

次のグラフはセンサヘッドの形式別に検出範囲と設置距離の関係を表したものです。センサ

ヘッドの形式ごとに値は異なりますので、形式を十分ご確認の上、グラフをご覧ください。

( 例 )
計測対象箇所に必要な検出範囲が 7mm

で形 ZFX-SR10-1 のセンサヘッドを使用
する場合、センサヘッド設置距離は 40mm

となります。

■外形寸法図

■定格/性能

■設置距離

■設置手順

検出範囲 H(mm)

設置距離 L(mm)

センサヘッドの側面に、固定用治具 ( 付属品 ) を

装着してください。
固定用治具は 4 方向どの側面にも取付けること

ができます。

■固定用治具の取外し

固定用治具と本体ケースの隙間(2 カ所のどちら

か)に、マイナスドライバーを差し込んで外してくだ

さい。

センサヘッドのコネクタ側にフェライトコア(付属品)を装着してください。

(1)固定用治具の片側のツメ2 つをヘッド本体

の 2 つの溝に合わせます。

(2)もう1 方のツメを押し込みます。

カチッ と音がするまで押し込んでくださ

い。

(3)固定用治具がセンサヘッドに固定されてい

ることを確認します。

固定用治具

ツメ

(1)光学図表から読取った設置距離にセンサヘッドを設置します。

(2)ピント調整ボリュームを左右に回してピントを合わせます。

ピント調整ボリューム

ピント調整ボリュームは多回転ボリュームになって

いますが、上下限位置で回転が止まります。故障
の原因となりますので、上下限位置以上は無理に
ボリュームを回さないでください。(最初に、左右に

軽く回してから上下限位置にないかを確認してくだ

さい)

安全上の要点

使用上の注意

・引火性、爆発性ガスの環境では使用しないでください。
・操作や保守の安全を確保するため、高電圧機器や動力機器から離して設置してくださ

い。

・取付けにおいて、ねじの締め付けは確実に行ってください。

1. 設置環境について

・本製品を分解したり、修理、改造したりしないでください。
・廃棄するときは、産業廃棄物として処理してください。
・異臭がする、本体が非常に熱くなる、煙が出るなどの異常が起こった場合、すぐに使用を

  中止し、電源を切った状態で当社支店・営業所までご相談ください。

3. その他

・高圧線、動力線と当製品の配線は別配線としてください。同一配線あるいは同一ダクト

にすると誘導を受け、誤動作あるいは破損の原因になることがあります。

2. 電源および配線について

製品が動作不能、誤動作、または性能・機器への悪影響を防ぐため、以下のことを守っ

てください。

次のような場所には設置しないでください。

・周囲温度が定格の範囲を越える場所
・温度変化が急激な場所(結露する場所)
・相対湿度が 35 〜 85%RH の範囲を超える場所
・腐食性ガス、可燃性ガスがある場所
・塵埃、塩分、鉄粉がある場所
・振動や衝撃が直接加わる場所
・強い外乱光(レーザ光、アーク溶接光、紫外線など)があたる場所
・直射日光があたる場所や暖房器具のそば
・水・油・化学薬品の飛沫がある場所
・強磁界、強電界がある場所

1. 設置場所について

光軸中心はセンサヘッドごとにばらつくことがありますので、取付けるときは必ずアンプユ

ニットの液晶モニタで画像の中心と検出範囲を確認してください。ガイド光の中心と検出

範囲は目安です。

3. 光軸、検出範囲について

・通気膜をはがしたり、先の尖ったものでつついたりしないでください。保護構造を満足

できなくなるおそれがあります。

・通気膜はふさがないでください。センサヘッド前面のパネルが曇るおそれがあります。

4. 通気膜について

以下に示すような項目は安全を確保する上で必要なことですので必ず守ってください。

・センサヘッドやアンプユニットの清掃には、シンナー、アルコール、ベンジン、アセトン、

灯油類は使用しないでください。

・センサヘッド前面のパネルに、大きなゴミやホコリが付いた場合は、ブロアブラシ ( カメ

ラレンズ用 ) で吹き飛ばしてください。呼気で吹き飛ばすことは避けてください。

・小さなゴミやホコリは、柔らかい布で丁寧にふきとってください。強くふくことは避けてく

ださい。キズがつくと、誤検出の原因になります。

6. 保守点検について

(5)ピント調整ボリューム

(6)通気膜

49mm

34mm

4.9mm

8.9mm

設置距離

(L)

検出範囲

(H)

ワーク

検出範囲 H

設置距離 L

(2)受光部

(3)コネクタ

(4)センサヘッド固定用治具

(1)照明部

・センサヘッドの着脱は、必ず電源を切った状態で行ってください。電源 ON のまま行う

と故障の原因になります。

・センサヘッドとアンプユニットは、取扱説明書で指定した組合せで使用してください。

2. 電源および接続、配線について

固定用治具

形 ZFX-SR10-1

(狭視野タイプ)

項 目

設置距離(L)
検出範囲(H×V)
検出範囲と
設置距離の関係

ガイド光
ワーク照明点灯方式
ワーク照明用光源

撮像素子

シャッタ機能

電源電圧
消費電流
耐電圧
振動(耐久)
衝撃(耐久)
周囲温度
周囲湿度
周囲雰囲気
接続方式

34mm 〜 49mm(可変)
4.9×4.9mm 〜 8.9mm×8.9mm(可変)

なし

パルス点灯
赤色発光ダイオード×8 個
全画素読出し方式インターライン転送型 1/3 インチCCD

(モノクロ)

電子シャッタ シャッタ時間:1/170 〜 1/20000s 
DC15V (アンプユニットより供給)
約 200mA
AC1000V 50Hz /60Hz 1 分間
10 〜 150Hz  片振幅 0.35mm X /Y /Z 方向各 8 分 10 回
150m /s  6 方向(上下、左右、前後)各 3 回 
動作時:0 〜+40℃ 保存時:−20 〜+65℃(ただし氷結、結露しないこと) 
動作時・保存時:各 35 〜 85%RH (ただし、結露しないこと) 
腐食性ガスのないこと

検出範囲

V

H

フェライトコア

67.9

17.9

 5.6

 コネクタ

 26.2 

 38.14

25.34

 5.9

 24.2

耐熱塩化ビニルシールドコード

φ5.8 標準長さ 2m  

注1.

8

34

17.9

ピント調整用ボリューム

30

(6.36)

(6.36)

30

4

33.6

32

4.5

4.5

4.5

4.5

23.3

32

2-M4 深さ6

1/4-20UNC

深さ6

34

20

33.6

20±0.1

2-φ4.5

取付穴加工寸法

(単位:mm)

注1.

 固定用金具は各側面に取付可能

ZFX-SR10-1

5. ピント調整ボリュームについて

・ピント調整ボリュームは 5N・m 以下で回してください。破損するおそれがあります。

7.設置に関するご注意

取付けねじは、規定のトルクで締め付けてください。
推奨締付けトルク M4:1.2N・m,1/4 -20UNC:2.6N・m

2

コード引き出しタイプ( 標準コード 2m)

IEC60529 規格 IP65 

ケース: ABS 固定用治具: PBT 

約 200g(固定用治具、コード含む) 
固定用治具 1 個、フェライトコア 2 個、取扱説明書(本紙)

保護構造
材質
質量
付属品

ご使用に際してのご承諾事項

       

 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 

①安全を確保する目的で直接的または間接的に人体を検出する用途に、本製品を使用

しないでください。同用途には、当社センサカタログに掲載している安全センサをご使用

ください。

②下記用途に使用される場合、当社営業担当者までご相談のうえ仕様書などによりご確

認いただくとともに、定格・性能に対し余裕を持った使い方や、万一故障があっても危

険を最小にする安全回路などの安全対策を講じてください。

a)屋外の用途、潜在的な化学的汚染あるいは電気的妨害を被る用途

またはカタログ、取扱説明書等に記載のない条件や環境での使用

b)原子力制御設備、焼却設備、鉄道・航空・車両設備、医用機械、娯楽機械、

安全装置、および行政機関や個別業界の規制に従う設備

c)人命や財産に危険が及びうるシステム・機械・装置

d)ガス、水道、電気の供給システムや24時間連続運転システムなどの

高い信頼性が必要な設備

e)その他、上記 a) 〜 d) に準ずる、高度な安全性が必要とされる用途

*上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、総合カタログ・データシート等最新版

のカタログ、マニュアルに記載の保証・免責事項の内容をよく読んでご使用ください。

●お問い合わせ先

カスタマサポートセンタ

  

フリーコール

 

0 1 2 0 - 9 1 9 - 0 6 6

携帯電話・PHSなどではご利用いただけませんので、その場合は下記電話番号へおかけください。

電話 

055-982-5015

 

(通話料がかかります)

  〔技術のお問い合わせ時間〕

 ■営業時間:8:00〜21:00

 ■営 業 日:365日

 ■上記フリ−コ−ル以外のFAシステム機器の技術窓口:

電話 

055-977-6389

 

(通話料がかかります)

〔営業のお問い合わせ時間〕

 ■営業時間:9:00〜12:00/13:00〜17:30 (土・日・祝祭日は休業)

 ■営 業 日:土・日・祝祭日/春期・夏期・年末年始休暇を除く

●FAXによるお問い合わせは下記をご利用ください。

カスタマサポートセンタ お客様相談室 FAX 055-982-5051

●その他のお問い合わせ先

納期・価格・修理・サンプル・仕様書は貴社のお取引先、

または貴社担当オムロン営業員にご相談ください。

q 2009年10月

B

取扱説明書

このたびは、本製品をお買い上げいただきまして、まことにありがとう

ございます。ご使用に際しては、次の内容をお守りください。

・電気の知識を有する専門家が扱ってください。
・この取扱説明書をよくお読みになり、十分にご理解のうえ、正しく

ご使用ください。

・この取扱説明書はいつでも参照できるように大切に保管ください。

* 1 1 4 7 5 3 1 - 5 C *

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