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FQ

-D30/-D31

安全上のご注意

安全上の要点

使用上の注意

● 警告表示の意味

● 警告表示

スマートカメラ 形FQ□-S用

コードリーダ 形FQ-CR用

文字認識センサ 形FQ2-CH用

タッチファインダ

正しい取扱いをしなければ、この危険のため

に、軽傷・中程度の傷害を負ったり万一の

場合には重傷や死亡に至る恐れがあります
。また、同様に重大な物的損害をもたらす
恐れがあります。

リチウムイオンバッテリを内蔵しており、発火、破裂

、燃焼により重度の重症が起こる恐れがあります。
分解、加圧変形、100℃以上の加熱、焼却はし

ないでください。

■外形寸法

以下に示すような項目は安全を確保する上で必要なことですので必ず
守ってください。

1.設置環境について

・引火性、爆発性ガスの環境では使用しないでください。
・操作や保守の安全を確保するため、高電圧機器や動力機器から離

して設置してください。

・通気孔を塞がないように本体を設置してください。

2.電源および配線について

・指定した電源電圧で使用してください。
・配線は指定サイズの圧着端子を付けてください。撚り合わせただけ

の電線を直接電源端子台に接続しないでください。

・本製品は他の商品と一緒にせず、単独の電源で使用してください。
・電源線の長さはできるだけ短くなるように配線してください。
・定格電圧を超える電圧や交流電源を使用しないでください。
・電源の逆接続はしないでください。
・高圧線、動力線と当製品の配線は別配線としてください。同一配線

あるいは同一ダクトにすると誘導を受け、誤動作あるいは破損の原

因になることがあります。

・電源は、高電圧が発生しないように対策(安全超低電圧回路)

され

ている直流電源装置から供給してください。

・システム全体でUL認定が必要なときは、ULクラスⅡの直流電源装置

をお使いください。

・FQ□-D31を使用される場合は、スイッチングレギュレータとACアダプ

(FQ-AC□)

を同時に接続して使用しないでください。

・取付けネジは、本書に記載している規定のトルクで締め付けてください。
・圧着端子は指定サイズのものを使用してください。
・ケーブル、電源線を着脱するときは必ず本体の電源を切ってください。
・電池が漏液したり異臭がする時には直ちに電源を切ってください。漏

液した電解液に引火し、発煙、破裂、発火の原因となります。

・電池の使用、充電、保管時に異臭を発したり、発熱をしたり、変色、

変形その他今までと異なる場合、機器より取り出し、使用しないで下

さい。そのまま使用すると、電池が発熱、発煙、破裂、発火する原因

になる恐れがあります。

3.その他

・原子力や、人命に関わる安全回路には使用しないでください。
・本製品を分解、修理、改造、加圧変形、焼却したりしないでください。
・廃棄するときは、産業廃棄物として処理してください。
・専用のセンサ(形FQ□-S、形FQ-CR、形FQ2-CH)、バッテリ

(形

FQ-BAT1)、ACアダプタ

(形FQ-AC□)を使用してください。専用

品以外を使用すると発火や燃焼、誤動作や故障の原因になります。

・万一、異常を感じたときは、すぐに使用を中止し、電源を切った上で、

当社支店・営業所までご相談ください。

・落下や強い衝撃を与えないでください。
・FQ□-D31を固定して使用される場合は、バッテリ

(FQ-BAT1)を

取りはずしてご使用ください。バッテリを入れたまま定格温度を超える

と保護回路が作動し停止する可能性があります。

製品が動作不能、誤動作、

または性能・機器への悪影響を防ぐため、以

下のことを守ってください。

1.設置場所について
次のような場所には設置しないでください。

・周囲温度が定格の範囲を越える場所
・温度変化が急激な場所(結露する場所)
・相対湿度が35〜85%RHの範囲を超える場所
・腐食性ガス、可燃性ガスがある場所
・塵埃、塩分、鉄粉がある場所
・振動や衝撃が直接加わる場所
・強い外乱光(レーザ光、アーク溶接光、紫外光など)があたる場所
・直射日光があたる場所や暖房器具のそば
・水・油・化学薬品の飛沫やみミスト雰囲気がある場所
・強磁界、強電界がある場所

2.電源および接続、配線について

・過度にノイズが掛かる環境下では規定のフェライトコアを接続してください。
・スイッチングレギュレータをご使用の際は、スイッチングレギュレータの

FG端子を接地してください。

・電源ラインにサージがある場合は、使用環境に応じてサージアブソー

バを接続してご使用ください。

・配線後は電源を投入する前に、電源の正誤、負荷短絡などの誤接

続の有無、負荷電流の適否について確認を行ってください。誤配線

などで故障するおそれがあります。

・次のような場合は電源を切らないでください。セーブ中のデータが破損します。

-各種データを内部メモリにセーブ中
-各種データをSDカードにセーブ中

・液晶ディスプレイパネルは精密な技術でつくられておりますが、ごくわ

ずかな画素欠陥がある場合があります。これは液晶パネルの構造に

よるもので故障ではありません。

*形FQ□-D31にのみ対応します。

*目安時間であり、保証値ではありません。使用環境、使用条件等により変化します。

*1  常温常湿にて輝度が半減するまでの目安時間であり、保証値ではありません。バックライト寿命は周囲の温湿度により大きく変化します。低温下、

高温下では寿命は短くなります。 

*2  目安回数であり、保証値ではありません。使用条件により変化します。   
*3  タッチファインダ本体の電源スイッチOFF時のみ充電可能です。

次の電源は推奨電源です(別売)

電源接続
1.プラスドライバで端子台のネジを緩めます。

(2個)

2.電源ケーブルに圧着端子を取り付けます。+/−の表示に従い

電源ケーブルをM3ネジ締め付け、固定します。
電源締付けトルク: 0.54N・m

3.過度にノイズが掛かる環境下では、電源線にフェライトコアを取り

付けてください。

(TDK製ZCAT1730-0730相当)

電源線にフェライトコアを装着する場合、

ケーブルは1回巻いてください

1.タッチファインダのスライダを上側に押し込みます。
2.タッチファインダの上側のツメをDINレールに引っ掛けます。
3.タッチファインダの下側のツメが"カチッ"と鳴るまで押し込みます。

本体側面部の電源スイッチカバーを外し、電源スイッチをONに切

り替えてください。

取外し方法
1.タッチファインダのスライダを下に引きます。
2.タッチファインダの下側から持ち上げて、DINレールから外します。

・DINレール上のタッチファインダの両脇にエンドプレート

(別売)を

取り付けてください。

・同一DINレール上でタッチファインダの隣に他の機器を取り付け

る場合は、前述の設置間隔を保ってください。

・必ず上側のツメを先にDINレールに引っ掛けてタッチファインダ

を取り付けてください。下側のツメを先にDINレールに引っ掛け
ると、取付け強度が低下します。

①タッチファインダの放熱をよくするため、次の方向で取り付けてください。
②次のような方向で取り付けないでください。
③通気をよくするため、

タッチファインダの左右と他の機器との間に、

下図に示す間隔以上を空けて取り付けてください。

・ノイズの影響を避けるため、高圧機器が設置されているパネルに

は取り付けないでください。

・動作環境のノイズを低レベルに抑えるため、センサやタッチファイン

ダは動力線から200mm以上離して取り付けてください。

3.初回起動時の設定について

・ロギング機能や文字認識検査アイテムの日付照合機能をご使

用の場合は、初回起動時に日時設定を行ってください。

(単位:mm)

警告

警告

■各部の名称と機能

■電源接続(スイッチングレギュレータ接続時)

■DINレールへの取り付け

■電源スイッチON方法

■タッチペン収納方法

本体天面部のSDカードカバーを外し、SDカードを挿入してくださ

い。

■SDカード挿入方法

No.
(1)

(2)

(3)
(4)
(5)
(6)
(7)

(8)
(9)
(10)
(11)
(12)

名称
動作表示灯

液晶モニタ/タッチパネル

SDカード
バッテリカバー *
電源スイッチ

タッチペンホルダ
タッチペン

DC電源コネクタ

スライダ
イーサネットポート
ストラップホルダ

AC電源コネクタ *

POWER
ERROR
SD ACCESS
CHARGE *

説明

タッチファインダの電源が投入されると緑色で点灯します。
エラーが発生すると赤色で点灯します。

SDカードが挿入されると黄色で点灯します。SDカードアクセス時に黄色で点滅します。
バッテリを充電中にオレンジ色で点灯します。
設定メニューや計測結果、カメラで撮影した画像を表示します。タッチパネルを操作することで、カメラやタッチフ

ァインダの設定ができます。

SDカードを差し込みます。
本カバーの内側にバッテリ装着部があります。バッテリを装着または脱着するとき、このカバーを取り外してください。

タッチファインダの電源をON/OFFするときに使用します。
タッチペンを使わないときに格納できます。
タッチパネルを操作するときに使用します。タッチファインダを使用する前にタッチペンのストラップをストラップホ

ルダに結びつけてください。

DC電源を接続するときに使用します。 

タッチファインダをDINレールに固定するときに使用します。
イーサネットケーブルを使用して、タッチファインダとセンサを接続するときに使用します。
ストラップを取り付けるためのホルダです。

ACアダプタを接続するときに使用します。

項目
推奨電源
外部電源端子台ネジ
推奨電線サイズ

説明
形S8VS-01524(DC24V、0.65A)
M3.5(締付けトルク:1.0N・m)
16AWG〜22AWG(長さ5m以下)

項目
許容電源電圧範囲

バッテリ連続使用可能時間 *
消費電流
絶縁抵抗
周囲温度

周囲湿度
周囲雰囲気
振動(耐久)
衝撃(耐久)
保護構造
質量
外形サイズ
材質
付属品

形FQ□-D30
DC電源接続時:DC20.4V〜26.4V(リップル含む)

動作時:0〜50℃
保存時:−25〜+65℃

(ただし、氷結、結露しないこと)

形FQ□-D31
DC電源接続時:DC20.4V〜26.4V(リップル含む)
ACアダプタ 形FQ-AC□(シノ・アメリカン ジャパン(株)製)
接続時:AC100V〜240V,50Hz/60Hz
バッテリ接続時:バッテリパック 形FQ-BAT1(1セル 3.7V)
1.5時間
DC電源接続時:0.2A以下、バッテリ充電時:0.4A以下

動作時:DIN固定/パネル固定使用時 0〜50℃
バッテリ使用時 0〜40℃
保存時:−25〜+65℃

(ただし、氷結、結露しないこと)

DC電源接続時:0.2A以下

リード線一括とケース間:0.5MΩ

(250Vメガにて)

動作時、保存時:各35〜85%RH(ただし、結露しないこと) 
腐食性ガスのないこと
10〜150Hz 片振幅0.35mm X/Y/Z方向 各8分10回
150m/s

2

 6方向(上下・左右・前後)各3回 

IEC60529規格 IP20
約270g(バッテリ+ハンディストラップ非装着時)
95×85×32.5mm

ケース:ABS

タッチペン、取扱説明書(本誌)

表示 

操作I/F

外部I/F

バッテリ

項目
接続できるセンサ台数

液晶モニタ

バックライト

LED

タッチスクリーン

Ethernet
SDカード

充電機能

表示デバイス
画素数
表示色
寿命 *1
輝度調整

自動消灯機能

方式
寿命 *2

形FQ□-D30

電源ON表示灯(表示色:緑色)

:POWER

エラー表示灯(表示色:赤色)

:ERROR

SDカードアクセス表示灯(表示色:黄色)

:SD ACCESS

形FQ□-D31

電源ON表示灯(表示色:緑色)

:POWER

エラー表示灯(表示色:赤色)

:ERROR

SDカードアクセス表示灯(表示色:黄色)

:SD ACCESS

充電表示灯(表示灯:オレンジ)

:CHARGE

認識(センサ切替)できる最大数:32台、モニタ表示できる最大数:8台
3.5インチ TFT カラーLCD
320×240ピクセル
16,777,216色
50,000時間(25℃)
輝度調整機能あり

あり

(設定時間の変更機能あり)

抵抗膜方式
1,000,000回
100BASE-TX/10BASE-T
SDHC準拠

CLASS 4以上推奨

■定格/性能

■性能仕様

15mm以上

15mm以上

(5)

(1)

(12)

(2)

(6)

(7)

(4)

(3)

ON

OFF

(11)

(8)
(9)

(10)

DC24V

1

2

3

3

2

1

8

11

11

95

44.5

70

52.9

20

35.5

85

35.5

1.1

27.9

12.1

19.2

17.3

3

15

13.5

23.8

14

27

AC電源コネクタは形FQ□-D31のみ

10

0.5

29

33

30
82

30

70

米国カリフォルニア州過塩素酸塩規制について:

この製品はカリフォルニア州法で規制されている過塩素酸塩を含

むリチュームバッテリーですので、

この州法への対応をしてください。

詳しくは下記URLをご覧ください。
www.dtsc.ca.gov/hazardouswate/perchlorate/

© OMRON Corporation  

2010-2016  

All Rights Reserved. 

取扱説明書

このたびは、本製品をお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。

ご使用に際しては、次の内容をお守りください。

 ・ 電気の知識を有する専門家がお取り扱いください。

 ・ この取扱説明書をよくお読みになり、十分にご理解のうえ、正しくご使用ください。

 ・ この取扱説明書はいつでも参照できるよう大切に保管してください。

なし

あり *3

ご承諾事項

       

 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 

当社商品は、一般工業製品向けの汎用品として設計製造されています。従いまして、次に

掲げる用途での使用を意図しておらず、お客様が当社商品をこれらの用途に使用される際

には、当社は当社商品に対して一切保証をいたしません。ただし、次に掲げる用途であって

も当社の意図した特別な商品用途の場合や特別の合意がある場合は除きます。

(a) 高い安全性が必要とされる用途(例:原子力制御設備、燃焼設備、航空・宇宙設備、鉄

道設備、昇降設備、娯楽設備、医用機器、安全装置、その他生命・身体に危険が及び

うる用途)

(b) 高い信頼性が必要な用途(例:ガス・水道・電気等の供給システム、24時間連続運転

システム、決済システムほか権利・財産を取扱う用途など)

(c) 厳しい条件または環境での用途(例:屋外に設置する設備、化学的汚染を被る設備、

電磁的妨害を被る設備、振動・衝撃を受ける設備など)

(d) カタログ等に記載のない条件や環境での用途

*(a)から(d)に記載されている他、本カタログ等記載の商品は自動車(二輪車含む。以下同

じ)向けではありません。自動車に搭載する用途には利用しないで下さい。自動車搭載

用商品については当社営業担当者にご相談ください。

*上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、総合カタログ、データシート等最新版

のカタログ、マニュアルに記載の保証・免責事項の内容をよく読んでご使用ください。

v 2014年7月

A

●その他のお問い合わせ

納期・価格・サンプル・仕様書は貴社のお取引先、または貴社
担当オムロン販売員にご相談ください。
オムロン制御機器販売店やオムロン販売拠点は、Webページで
ご案内しています。

●製品に関するお問い合わせ先

クイック

オムロン

0120-919-066

 ■営業時間:8:00〜21:00   ■営業日:365日

●FAXやWebページでもお問い合わせいただけます。

携帯電話・PHS・IP電話などではご利用いただけませんので、下記の電話番号へおかけください。

電話 

055-982-5015

(通話料がかかります)

お客様相談室

 FAX 

055-982-5051

 

/

 

www.fa.omron.co.jp

* 2 1 4 6 9 9 9 - 2 F *

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