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形 

E3NW-DS

分散ユニット

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安全上のご注意

このたびは当社の分散ユニット形E3NW-DSをお買い求め

いただきまして誠にありがとうございました。

安全にご使用いただくために、本紙と形E3NW-DSマニュア

ルを必ずお読みください。

参照マニュアルは、当社の最寄りの営業所に連絡し、最新
のものをご使用ください。

また本紙と参照マニュアルは、大切に保管していただくととも

に、最終ユーザー様までお届けくださいますようお願いいたし

ます。

安全上のご注意

●警告/注意表示の意味

運転を停止している状態(プログラムモード)に
おいてCPUユニットは、I/Oリフレッシュを行って
います。
したがって、以下のいずれかの操作によって、出
力ユニットに割り付けられた出力リレーエリアの
データ、または高機能I/Oユニット/CPU高機能ユ
ニットに割り付けられた各リレーエリアのデータ
を変更する場合、十分に安全を確認してから行っ
てください。出力ユニットまたは高機能I/Oユニッ
ト/CPU高機能ユニットに接続された負荷が思いが
けない動作をする恐れがあります。
・周辺ツール(パソコンツール)による、I/Oメモ

リのCPUユニットへの転送操作

・周辺ツールによる、現在値変更操作
・周辺ツールによる、強制セット/リセット操作
・メモリカードまたはEMファイルメモリからの、

I/OメモリファイルのCPUユニットへの転送操作

・ネットワーク上の他のPLCまたは上位コンピュー

タからの、I/Oメモリの転送操作

Suitability for Use

オムロン株式会社

警告

正しい取扱いをしなければ、この危険のために、
軽症・中程度の傷害を負ったり、万一の場合に
は重症や死亡に至る恐れがあります。また、同
様に重大な物的損害をもたらす恐れがありま
す。

注意

正しい取扱いをしなければ、この危険のため
に、時に軽症・中程度の傷害を負ったり、あ
るいは物的損害を受ける恐れがあります。

●警告表示

 

通電中は、端子部に触れたり、ユニットを分解して内
部に触れたりしないでください。感電の恐れがありま
す。

 

プログラマブルコントローラ(

PLC

)の故障や外部要

因による異常が発生した場合も、システム全体が安全
側に働くように、

PLC

の外部で安全対策を施してくだ

さい。

 

異常動作により、重大な事故につながる恐れがありま
す。

 

(1) 

非常停止回路、インターロック回路、リミット回路など、
安全保護に関する回路は、必ず

PLC

外部の制御回路で構

成してください。

 

(2) PLC

は、自己診断機能で異常を検出したときや運転停止

故障診断(

FALS

)命令を実行したとき、運転を停止しま

す。このとき、システムが安全側に動作するよう、

PLC

の外部で対策を施してください。

 

(3) 

出力リレーの溶着や焼損、出力トランジスタの破壊など
によって、

PLC

の出力が

ON

または

OFF

になったままに

なることがあります。このとき、システムが安全側に動
作するよう、

PLC

外部で対策を施してください。

 

(4) PLC

DC24V

出力

(

サービス電源

)

が過負荷の状態または

短絡されると、電圧が降下し、出力は

OFF

となることが

あります。このとき、システムが安全側に動作するよう、

PLC

外部で対策を施してください。

 

 

安全上のご注意

●信号線の断線、瞬時停電による異常信号などに備えて、ご使用

者側でフェールセーフ対策を施してください。

●安全のために、インターロック回路、リミット回路などを、  必ず

PLCの外部回路に組み込んでください。

●本マニュアルで指定した電源電圧で使用してください。
●電源事情が悪い場所では、定格の電圧や周波数の電源を供給
  できるようにしてご使用ください。
●外部配線の短絡に備えて、ブレーカを設置するなど安全対策

を施してください。

●据え付け工事の際は、必ずD種接地(第3種接地)をしてくださ

い。

●DINレール取り付けは、確実に行ってください。
●本体を組み立てる際は電源をOFFにしてください。
●配線やスイッチの設定に間違いがないかを十分確認してから

通電してください。

●次の操作を行うときは設備に影響がないことを確認してくださ

い。

  ・ PLC動作モードの変更
  ・ リレー接点の強制セット/リセット
  ・ ユーザプログラム上の設定値や現在値の変更
●部品を交換する際は、必ず仕様が正しいことを確認した上で

行ってください

●運転再開に必要なデータメモリや保持リレーの内容、パラメー

タおよびデータは、交換したCPUユニット、高機能I/Oユニット

に転送してから運転を再開してください。

●本製品を分解して修理や改造をしないでください。
●端子台のねじはマニュアルで指定した規定トルクで締めてくだ

さい。ねじが緩むと、発火、誤動作、故障の原因となります。

●ケーブルの取り付けねじは、マニュアルで指定した規定トルク

で締めてください。

●配線をする際は、正しい配線部品をご使用ください。
●配線を十分に確認してから通電してください。
●配線および施工の際は、ユニット内部に金属屑が入らないよう

に注意してください。

●配線時は端子の極性に注意してください。
●通信路と電源の配線およびI/O渡し時の配線時には、電圧仕様

に注意してください。間違った場合、故障の原因となります。

●マニュアルに示すとおり、正しく配線してください。

●端子台、通信ケーブルなどロック機構のあるものは、必ずロッ

クしていることを確認してから使用してください。

●製品を落下させたり、異常な振動や衝撃を加えたりしないでく

ださい。故障や誤動作の原因になります。

●ユニットを輸送するときは、専用の梱包箱を使用してくださ

い。また、輸送中に過度な振動や衝撃が加わらないように注意

してください。

●作成したユーザプログラムは、十分な動作確認を行った後、 

本運転に移行してください。

●接地された金属に触れるなどして、人体の静電気を放電させ

てからユニットに触れてください。

●ケーブルを無理に曲げたり、引っ張ったりしないでください。
●通信ケーブル、コネクタは必ず指定のものをご使用ください。
●通信ケーブルの配線時には、以下の注意を守ってください。
  ・通信ケーブルは、動力線、高圧線からは離してください。
  ・通信ケーブルを折り曲げないでください。
  ・通信ケーブルを過度に引っ張らないでください。
  ・通信ケーブルにものを載せないでください。
  ・通信ケーブルは、必ずダクト内に配線してください。
●通信距離および接続台数は仕様の範囲内でご使用ください。
●複数のシステムにて使用する場合、干渉による動作の不安定

を防ぐために、各ケーブル同士は、束ねずに必ず5mm以上離

してください。

●配線をする際は、正しい配線工具をご使用ください。

●参照マニュアルに示すとおり、正しく設置してください。
●次のような環境には設置しないでください。
  ・日光が直接当たる場所
  ・周囲温度や相対湿度が仕様値の範囲を超える場所
  ・温度の変化が急激で結露するような場所
  ・腐食性ガス、可燃性ガスのある場所
  ・ちり、ほこり、塩分、鉄粉が多い場所
  ・本体に直接振動や衝撃が伝わる場所
  ・水、酸、油、薬品などの飛沫がかかる場所
●次のような場所で使用する際は、遮蔽対策を十分に行ってくだ

さい。

  ・静電気などによるノイズが発生する場所
  ・強い電界や磁界が生じる場所
  ・放射能を被曝する恐れのある場所
  ・電源線や動力線が近くを通る場所
● E3NW-DSをご使用の場合、通信ユニットの左側最右のアンプ

ユニットの右側に付属のエンドプレートを必ず取り付けDIN

レールへの取り付けを確実に行ってください。

●分散ユニット間の通信ケーブルのシールド線は、どちらか一方

の分散ユニットの24VDCの-端子にのみ接続してください。両
方のユニットにシールド線を接続しないでください。

●通信ケーブルの両端に、同梱(型式:ZCAT1730-0730、メーカ:

TDK株式会社)のフェライトコアを取り付けてください。

使用上の注意

参照マニュアル

形式

/

マニュアル名称

 

 

 

 

 

 

 

 

 

形 E3NW-ECT

形 E3NW-DS

E3NW-ECT

ユーザーズマニュアル

 

 

 

ご使用に際してのご承諾事項

       

 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 

①安全を確保する目的で直接的または間接的に人体を検出する用途に、本製品を使用

しないでください。同用途には、当社センサカタログに掲載している安全センサをご使用

ください。

②下記用途に使用される場合、当社営業担当者までご相談のうえ仕様書などによりご確

認いただくとともに、定格・性能に対し余裕を持った使い方や、万一故障があっても危

険を最小にする安全回路などの安全対策を講じてください。

a)屋外の用途、潜在的な化学的汚染あるいは電気的妨害を被る用途

またはカタログ、取扱説明書等に記載のない条件や環境での使用

b)原子力制御設備、焼却設備、鉄道・航空・車両設備、医用機械、娯楽機械、

安全装置、および行政機関や個別業界の規制に従う設備

c)人命や財産に危険が及びうるシステム・機械・装置

d)ガス、水道、電気の供給システムや24時間連続運転システムなどの

高い信頼性が必要な設備

e)その他、上記 a) 〜 d) に準ずる、高度な安全性が必要とされる用途

*上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、総合カタログ・データシート等最新版

のカタログ、マニュアルに記載の保証・免責事項の内容をよく読んでご使用ください。

r 2012年8月

A

●その他のお問い合わせ

納期・価格・サンプル・仕様書は貴社のお取引先、または貴社
担当オムロン販売員にご相談ください。
オムロン制御機器販売店やオムロン販売拠点は、Webページで
ご案内しています。

●製品に関するお問い合わせ先

クイック

オムロン

0120-919-066

 ■営業時間:8:00〜21:00   ■営業日:365日

●FAXやWebページでもお問い合わせいただけます。

携帯電話・PHS・IP電話などではご利用いただけませんので、下記の電話番号へおかけください。

電話 

055-982-5015

(通話料がかかります)

お客様相談室

 FAX 

055-982-5051

 

/

 

www.fa.omron.co.jp

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SCHE-763

マニュアルNo.

* 9 9 0 8 9 7 3 - 8 C *

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