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プレイ・モード
2. LOOP1/2
エフェクト・タイプの LOOP1/2 は、フレーズを録音すると同時に
ループ(繰り返し)再生するエフェクトです。
再生中に自分のプレイを重ねることができます。
1
サンプル&プレイ・エフェクトが使われているプログラムを選
びます。
ここでは例として LOOP 1 のO(橙)-7 S/LOOP を選ん
でみましょう。
2
エクスプレッション・ペダルを深く踏み込んで録音待機状態に
します。
ペダル・インジケーターが点滅します。
深く踏み込む
2
点滅
3
接続したギターでフレーズ等を弾きます。
ギターを弾いた時点で自動的に録音が開始され、ペダル・イン
ジケーターが点灯します。
録音が終了すると、ペダル・インジケーターが消灯し、録音し
た音がループ再生されます。
ギターをある一定レベル以上の音量で弾かないと録音は開
始されません。
4
エクスプレッション・ペダルを操作します。
ペダルを操作
4
LOOP1
: ペダルで再生音量をコントロールできます。
LOOP2
: ペダルでループの長さをコントロールできます。
ペダルを戻すほどループの長さが短くなり、最小の
ときにループ再生されなくなります。
録音した音は、プログラムの変更、バイパス、ミュート、エ
フェクト・タイプの変更、電源オフによりクリアされ(消え)ま
す。
各エフェクト・タイプの録音時間は、SAMPL1/2 では0.9 秒(ハイ
ファイ・サウンド)か1.8秒(ローファイ・サウンド)。LOOP1/2では
0.26 〜1.8 秒(約 0.05 秒刻み)です(
☞
P.50「エフェクト・パラ
メータ」)。
エフェクト・タイプと録音時間は、エディット・モードで変更できます。
変更のしかたは、P.48の「PEDAL(エクスプレッション・ペダル)」を
参照してください。
●
エクスプレッション・ペダルの調整(キャリブレーショ
ン)について
エクスプレッション・ペダルが使用しにくい場合に、この操作を行って
最適に動作するように調整します。例えば、踏み込んだときにエフェ
クトが最大にならなかったり、逆にエフェクトが完全に切れなかったり
する場合は、以下の操作で調整をしてください。
調整をするときは、手でペダルを操作してください。足で操
作すると、正確に調整できないことがあります。
1
PAGE[
√
]キーとVALUE[−]キーを同時に押しながら、電
源をオンにします。
液晶ディスプレイに約 1 秒間 PEDAL と表示されてから
MIN と表示されます。
2
ペダルをゆっくりと戻し、止まったら手を離し、VALUE[+]
キーを押します。
液晶ディスプレイの表示が MIN から MAX に変わります。
調整を中止したいときは、VALUE[−]キーを押してくださ
い。電源オン時の画面になり、プレイモードに入ります。
2
ゆっくり押す
3
ペダルをゆっくりと押し、止まったら手を離し、VALUE[+]
キーを押します。
液晶ディスプレイに約1秒間 COMPLT と表示されてから電
源オン時の画面になり、プレイ・モードに入ります。
3
ゆっくり押す
調整後、ペダルの状態を確認してください。
例えば、ペダルのエフェクトタイプをVOLUMEに、バリューを
0に設定したとき、戻したときの MIN 時のレベルを確認する
等、わかりやすいエフェクトタイプを割り当て確認してくださ
い。
調整に失敗すると、液晶ディスプレイに ERROR と表示さ
れ、調整前の画面( MIN と表示)に戻ります。何回調整して
も ERROR と表示されるときは故障の可能性があります。
そのときは、
(株)コルグ営業技術課または、お買い上げ店に
お問い合わせください。
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