図 3. U 字型チューブの取り外し
図 4. Sievers 900 ICR の背面図
手順
5
分析装置に ICR ブラケットを取り付けます。
1. 小型取り付けブラケットに、たった今 ICR に固定した大型取り付け
ブラケットを取り付けます。
2. 小型ブラケットの上に大型ブラケットをスライドさせ、プラスの拘束用
セット ネジ 2 本を締め付けてアセンブリを一緒に固定します。
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注記: ICR 取り付けブラケットは、分析装置の右側にのみ取
り付けることができます。
熱源や高温の排気孔の近くに ICR を置かないでください。
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手順
6
-
サンプル接続部を取り付けます。
分析装置から ICR へ、その後、ICR から分析装置に戻るようにサンプ
ルが流れるようにするには、サンプル接続部を取り付けることが必要
になります。
これは、分析装置の『操作および保守マニュアル』に記載の「サンプル
注入口システムの接続」とは別の説明です。 分析装置とともに ICR を
運転する前に、両方の手順を完了する必要があります。
1. この手順で使用する ICR アクセサリ キット付属のチューブを探しま
す。
2.
分析装置の背面で、From ICR と TO ICR と記されたポートを探し
ます。 1/4 インチのオープン エンド スパナで Valco 継ぎ手を緩め
て、U 字型ステンレス チューブを取り外します (図 3 を参照)。
3. Outlet と記された ICR ポートからのチューブを、From ICR と記され
た分析装置のポートに取り付けます。 1/4 インチのオープン エンド
スパナで Valco 継ぎ手を締め付けます。
4. Inlet と記された ICR ポートからのチューブを、To ICR と記された分
析装置のポートに取り付けます。 1/4 インチのオープン エンド スパ
ナで Valco 継ぎ手を締め付けます。
手順
7
-
電子機器接続部を取り付けます。
ICR 通信ケーブルと AC 電源コードを ICR に取り付けます。
1. ICR 通信ケーブルの一方の端を ICR に取り付け、他方の端を分析
装置に取り付けます。 ケーブルを取り付ける前に、両方の機器の
ポート カバーを取り外す必要があるかもしれません。
2. AC 電源コードを ICR の背面に接続して、コードを接地済み電源に
取り付けます。
手順
8
-
ケミカル トラップを準備します。
ICR にケミカル トラップを接続する場合、ICR アクセサリ キットに付属
のチューブが必要になります。
1. ICR アクセサリ キットの中の吸気チュ―ブを探します。
2. 5/16 インチのオープン エンド スパナを使用して、ケミカル トラップ
からのチューブの両端にある真鍮製ナットを締め付けて、チューブ
を ICR に取り付けます。
3. 片手で黒色のベースを内側に押しながら、もう一方の手で赤色継ぎ
手を引き抜くことで、ケミカル トラップの前面から栓 (John Guest 製
継ぎ手) を取り外します。
ISO
9001:2008
QUALITY
MANAGEMENT
SYSTEM
仕様
電源要件
(100 ～ 240) ± 10% VAC、50/60 Hz、9 W
ヒューズ
0.25 A、250 V SloBlo (5 x 20 mm)
周囲温度
50～104 °F (10 ～ 40 °C)
相対湿度
最高 95%、結露なし
最高高度
3,000 m (9,843 ft)
設置/過電圧カテゴリー
II
汚染度
2
寸法 (高さ x 幅 x 奥行き)
12.2 cm x 8.2 cm x 33.4 cm
(4.8 " x 3.2" x 13.1")
重量
2.6 kg (5.75 lbs.)
安全性認証
CE、ETL リスト掲載。 UL 規格 61010-1 に準
拠。CSA C22.2 No.61010-1 認証取得。
手順
9
-
最終セットアップ
1. 分析装置のサンプル注入口システムが接続されているかを確認します。
必要に応じて、分析装置の『操作および保守マニュアル』を参照してくださ
い。
2. ポータブル型分析装置に ICR を使用する場合、分析装置の背面にチュー
ブ クリップを貼り付けた後、クリップに通信ケーブルを通します。 このクリ
ップは、ブラケットに取り付けられた ICR とともに分析装置を持ち運ぶとき
に、通信ケーブルの固定を維持するのに役立ちます。
3. 分析装置が連続サンプル流として接続されている場合、サンプル水が流れ
るようにします。
4. 分析装置の電源を入れます。
5. ICR の電源を入れます。
6. ICR の運転を開始するために、ICR スイッチを Inline (インライン) 位置に入
れます。
7. 手動 (Manual) 試薬流量設定を使用する予定の場合、ICR に使用する流量
を調整します。 調整方法は、ICR の『操作および保守マニュアル』の「試薬
流量の調整」を参照してください。
U 字型チューブ
ケミカル トラップ
ICR 通信ケーブル
ポート
吸気口
ICR 出口
ICR 入口
