Elcometer PTG6, User Manual

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7.5
⼯場出荷時の設定
ﾒﾆｭｰ
→校正→⼯場校正を押して、⼯場出荷時に設定されていた校正値
に戻します。これは、鋼鉄の⾳の伝播速度の
5920m/
秒（約
0.233
イン
チ/マイクロ秒）です。
7.6
厚さ計の検定
厚さ計が正しく校正されているかの検定は、厚さがわかっている未塗
装の試料の⾒本を測定することによって⾏います。この測定値は、厚
さ計に保存されません。
厚さ計を検定するには：
1
ﾒﾆｭｰ
→校正→テスト校正を押します。
2
画⾯に指⽰が表⽰されたら、未塗装
の⾒本にカプラントを塗ります。
3
探触⼦ を未塗装の⾒本の表⾯に垂直
に接触させます。
4
画⾯に厚さの値が表⽰されます。この値は、絶えず変化しているはずで
す。読み取り値の右横に、安定性インジケーターがあります。読み取り
値が有効になるには、このインジケーターが
5
以上にならなければなりま
せん。
4
探触⼦ を離します。最後の読み取り値が表⽰されたままになり
ます。値が適切でない場合は、⼿順
2
と
3
を繰り返します。
4
カプラントを塗り過ぎると、 探触⼦ を離したときに読み取り値が変動し
ます。
5
既存の校正値をそのままにして、校正⽇時の記録を現在の⽇時
に更新する場合は［認証］を、校正し直す場合は［校正］を押
します。検定⼿順を終了するには、［
OK］ を押します。
7.7
校正値の確認
設定した校正値の範囲内に、読み取り値が収まっているかどうかを
確認する機能があります。
低い⽅の校正値を
10%
下回るか、⾼い⽅の校正値を
10%
上回る値が
測定された場合は、警告⾳が鳴り、⾚い
LED
点滅して、校正アイコ
ンが⾚になります。
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R
7
校正 （ 続き）
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